【カンヌ映画祭レポートvol.37】『殯の森』河瀬監督の記者会見で感無量

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今年の映画祭で唯一日本語が許された記者会見、『殯(もがり)の森』の監督・出演者ら
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今日はこれまでの日に比べると、上映作品がとーっても少ないのです。昨夜で批評家週間、監督週間も終了してしまったからっていうのもあるんだけど(『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』残念でした(泣))、今日は20本ちょいしか上映されないのね。しかもその半分くらいは再上映だったりして。おかげで、プレスの雰囲気も今までの殺気立った雰囲気とは打って変わってのんびりムード。この原稿をいつも書いているカフェの中も、今まではキータイプの音とか携帯で連絡しあう声しか聞こえなかったのに、今日は笑い声が聞こえたりして。あぁ、お祭りも終幕へ向かっているのを肌身で感じるわ〜。

さて、そんなわけで、日本人プレスとしての最後の大きなお仕事が一つ。それが昨夜プレス試写された河瀬直美監督の『殯(もがり)の森』の記者会見。今回パレで行われた記者会見の中で唯一日本語が許される(他の会見は基本的に英・仏語。通訳ヘッドセットは中国語までアリ)会見なので、今日まで残っている日本人プレスが全員集合。みんな疲れが隠し切れない顔になってきたけど、あとちょっとと思うと寂しくもあり。

河瀬監督は「これまでカンヌで育てられて、フランスから世界配給してもらっていたから、最初から一緒にフランスと手を組んで映画を作ってみたかった。それで昨年、脚本を持って直談判。そこから、フランスで半分、私が日本で半分資金集めをする、という具合に話が進みました」と、製作の苦労を語ってくれたわ。多々超えてきた苦労が実を結んで、今夜の公式上映。感無量よね〜。



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http://www.cinemacafe.net/fes/cannes2007/
《text:Masamichi Yoshihiro》

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