あの人の踊りはニセモノ? 榮倉奈々が“踊るあほう”になる『阿波DANCE』公開

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『阿波DANCE』初日舞台挨拶。(左から)長江俊和監督、北条隆博、榮倉奈々、橋本淳、尾上寛之、高橋克実
  • 『阿波DANCE』初日舞台挨拶。(左から)長江俊和監督、北条隆博、榮倉奈々、橋本淳、尾上寛之、高橋克実
  • 「“あほう”になって!」と語る榮倉奈々。
  • 劇中の頑固な父親役とは打って変わり、爆笑トークを繰り広げた高橋克実
徳島・鳴門を舞台に、高校生たちによる地元の伝統の阿波踊りと、ヒップホップの融合を描いた青春エンターテイメント『阿波DANCE』。8月18日(土)に渋谷アミューズCQNにて先行公開を迎えた本作の舞台挨拶に、主演の榮倉奈々をはじめ北条隆博、橋本淳、尾上寛之に高橋克実、そして長江俊和監督が登壇した。

徳島におよそ似合わないヒップホップを持ち込む女子高生・茜を演じた榮倉さん。「全国公開の作品に主演するのは初めてで、私にとって記念すべき作品になりました。何も考えずに観ていただき、日本全国が“あほう”になっていただけたら、と思います」と満面の笑みで語ってくれた。榮倉さんは印象に残っているシーンとして地元の名物であるフィッシュカツをみんなで食べるところを挙げた。「撮影の1か月間、毎晩ダンスの特訓であまりみんなと話す機会がなくて、ようやく仲良くなれた頃の撮影シーンだったので心に残っています」。しかし「アドリブで話してすごく楽しかったのに、セリフはカットされてました…」と監督に恨み節も。

「フィッシュカツのシーンは役柄上、僕はそんなに楽しくなかったんですが」と語るのは茜に密かに想いを寄せるユッキー役の北条さん。「榮倉さんは楽しかったんですか…」とどんよりとした表情で語ると会場からは笑いが。北条さんは「ほかには茜と行く大塚美術館が印象に残ってます」と語り、控え室で必死で覚えていたという美術品の内容について説明を試みるもド忘れ。「要は知らんのやろ?」(尾上)、「劇中ではあんなに詳しいのに」(プロデューサー)と周囲からダメ出しの嵐が。

続いてマイクを握ったカズ役の橋本さんも「フィッシュカツのシーンは僕はカツを運ぶだけのパシリの役でして…」となぜかやたらとこのシーンにこだわり、会場の笑いを誘った。「僕の中で一番印象に残っているのは“うずしお食堂”で顔に卵をぶつけるシーンですね。そのときはいいんですが、長い撮影の間に、顔がカピカピになってしまいました」とふり返った。

尾上さんは最後のダンスシーンの撮影が最も思い出深いという。「笑顔で楽しそうに踊ってますが、実は体力の限界でみんな高揚してたんです。それから、画面に映ってないみんなで順に、映ってる人を笑わせようと変な顔したりしてたんです」と説明してくれた。

長江監督は撮影をこうふり返る。「去年の10月、11月の撮影で、阿波踊りの夏の雰囲気が出るか心配でした。でも、地元の方が2,000人も集まって盛り上げてくださって。本当にめちゃくちゃ寒かったんですが、鳴門の方とキャスト、スタッフのパワーが合体して夏の熱い阿波踊りのシーンが撮れました」。

“チーム阿波DANCE”に欠かせないコージ役の勝地涼さんは舞台出演のため残念ながらこの日は欠席。そんな不肖の息子(?)に替わってこの日、最も会場を盛り上げてくれたのはコージの父で、伝説的な踊りの名人・孝雄を演じた高橋さん。「天水と呼ばれる名手を演じる上で、僕も榮倉さんに負けじと練習いたしました。ただ、ざっくり言ってしまえば、わりと吹き替わってます(笑)。足の部分とか『すごいなぁ』という部分は僕じゃないです」と激白…というよりあっさりと告白。監督は「吹き替えをやっていただいた現地の天水の方が高橋さんそっくりで、(入れ替わっても)ほとんど分からない、というところが良かったです」と続けると会場は大爆笑。さらに高橋さんが「撮影の舞台になった造り酒屋さん。古い感じが良いということで、交渉して決まったんですが、持ち主の方が、撮影隊が来るということで新しく全部壁を塗り替えちゃって、レトロな感じが一切なくなってしまったらしいです」と撮影のエピソードを明かすと再び会場は笑いに包まれた。

最後に榮倉さんが「私のダンスシーンは吹き替えてません(笑)」と告げると、この日一番の拍手が榮倉さんに向けられ、舞台挨拶は幕を閉じた。今後の日本映画界をになう若手俳優たちが、“あほう”になっている姿に注目! 『阿波DANCE』は渋谷アミューズCQNにて先行上映中。8月25日(土)より全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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