次は女装!? 「ハイスクール・ミュージカル」のザックが語る『ヘアスプレー』

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『ヘアスプレー』 ザック・エフロン photo:Yoshio Kumagai
  • 『ヘアスプレー』 ザック・エフロン photo:Yoshio Kumagai
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60年代のボルチモアを舞台にした『ヘアスプレー』は、ボディもハートもビッグなヒロイン、トレーシーが活躍するハッピー・ミュージカル。そのトレーシーが想いを寄せる学園のアイドル、リンクを演じているのが、全米の大ヒットシリーズ「ハイスクール・ミュージカル」でもおなじみの人気スター、ザック・エフロンだ。本作では得意の歌やダンスも披露し、ヒロインのハートをわしづかみにする人気者を好演している。

「リンクを演じるにあたっては、エルヴィス・プレスリーのような、クールな路線のキャラクターになるよう意識したんだ。眉間をキュッと寄せて、ちょっと生意気な雰囲気を出してみたりね。ただ、僕が面白いと思ったのは、リンクのキャラクターそのものよりも、彼とほかのキャラクターとの関係性。特に、リンクがトレーシーにどんどん惹かれていくプロセスは興味深かったし、彼の心情を丁寧に演じたいと思った」。

トレーシーやリンクが生きる時代は60年代だが、青春真っ只中なのは彼らもザックも一緒だ。
「60年代はアメリカが社会としてのアイデンティティを見つけた時代だと言えると思う。音楽、ファッション、家族の概念など、すべてにおいてね。だから、生きている時代は違っても共感できるものはたくさんあった。それに、当時のことは母からいろいろ教えてもらったんだ。母はこの時代のティーンエイジャーだったから」。

ということは、ザックのお母さまも『ヘアスプレー』に登場するような、カラフルでキュートな60年代ファッションを楽しむ若者だった?
「ここまでクレイジーな格好だったかどうかは…(笑)。ティーンといってもローティーンだしね。でも、『ヘアスプレー』の時代考証は完璧だから、もしかしたら母もこんなファッションだったのかもしれないな。母から主に教わったのは、ダンスのスタイルについて。それに、ガールフレンドがいる場合、今は“dating(デートしている)”と言うけれど、昔は“going steady(お付き合いしている)”と表現した、といった時代の風潮についても教わったよ。当時の男性は女性に対し、より礼儀正しく真摯に振る舞うことが求められたんだ」。

とは言え、質問のひとつひとつにじっくり耳を傾け、相手の目を真っ直ぐ見て話すザックはきっと当時の男性以上に礼儀正しく、正真正銘のナイスガイ。リンクがトレーシーから憧れの眼差しを向けられたように、全米の女の子たちがザックに夢中になっているのも頷ける。そんなザック自身の憧れの存在は?
「小さい頃は俳優よりもスポーツ選手に憧れていたな。アーノルド・シュワルツェネッガーがヒーローだったこともあるよ。過去形だけれど(笑)。今はジョージ・クルーニーやトム・ハンクスを尊敬している。彼らのように、シリアスな題材を背負える俳優になりたいな。ただ、僕自身、背伸びをしたくはないんだ。人生経験が豊富でキャリアの長い彼らは、今の僕とは違うものに興味を抱いていると思うし、信念も違う。僕はまだ経験が浅いから、自分の年齢なりのリアリティを追求したいんだ」。

今後も様々な作品で様々な面を見せてくれるに違いないザック。ちなみに、「もちろん、彼も尊敬している俳優のひとり」というジョン・トラヴォルタは本作で女性役に挑んでいるが、女装演技はいかが?
「………!(笑) 『ヘアスプレー』のような、エンターテイメントとして最高級で、キャラクター描写も素晴らしく、語るべき価値のある作品であれば僕も女装するよ。予想外のことをして人を驚かせるのは嫌いじゃないしね。楽しみにしていていいよ(笑)」。

とのことなので、いずれ…お楽しみに?

《text:Hikaru Watanabe / photo:Yoshio Kumagai》

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