※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

キム兄&高橋克実のオヤジコンビも泣いた『西の魔女が死んだ』完成披露試写会

梨木香歩の100万部を超えるロングセラー小説を映画化した『西の魔女が死んだ』。学校に行くことが苦痛になった少女と、彼女の祖母で森に暮らす“西の魔女”との交流を温かく描いた本作が6月に公開を迎える。2月26日(火)、本作の完成披露試写会が開催され、上映前の舞台挨拶に主演のサチ・パーカー、高橋真悠、木村祐一、高橋克実に、主題歌を担当した手嶌葵、そして長崎俊一監督が登壇した。

最新ニュース レポート
注目記事
『西の魔女が死んだ』完成披露試写会 左から長崎俊一監督、高橋克実、サチ・パーカー、高橋真悠、木村祐一、手嶌葵
『西の魔女が死んだ』完成披露試写会 左から長崎俊一監督、高橋克実、サチ・パーカー、高橋真悠、木村祐一、手嶌葵
  • 『西の魔女が死んだ』完成披露試写会 左から長崎俊一監督、高橋克実、サチ・パーカー、高橋真悠、木村祐一、手嶌葵
  • 流暢な日本語で本作に出演した喜びを語ったサチ・パーカー
  • 主題歌「虹」を担当した手嶌葵
梨木香歩の100万部を超えるロングセラー小説を映画化した『西の魔女が死んだ』。学校に行くことが苦痛になった少女と、彼女の祖母で森に暮らす“西の魔女”との交流を温かく描いた本作が6月に公開を迎える。2月26日(火)、本作の完成披露試写会が開催され、上映前の舞台挨拶に主演のサチ・パーカー、高橋真悠、木村祐一、高橋克実に、主題歌を担当した手嶌葵、そして長崎俊一監督が登壇した。

劇中で見せる“西の魔女”の出で立ちとは一味違った赤い美しいドレス姿で登場したサチさん。幼少時代を日本で過ごしたとあって流暢な日本語で「今日は来ていただいてありがとう。私にとって日本は思い出がいっぱいある故郷です。こうして日本の映画に出られるなんて思ってもいませんでした」と出演の喜びを語った。さらに、撮影の日々をふり返り「素晴らしいスタッフ、キャストと過ごした時間は私の宝物になりました。真悠ちゃんとは素晴らしいお友達になれましたしね」と笑顔で語ってくれた。

これを隣で聞いていた、まい役の高橋さんも「1か月という、あっという間の撮影の中で、サチさんが私の本当のおばあちゃんに思えてきました。2人での会話のシーンも演技という感覚ではなく、ポロっと自然にセリフが出てきちゃうという感じでした」とコメント。そして観客に向けて「初めてのことばかりで、私の演技はまだまだなんですが、映画は素晴らしい仕上がりになってます。ハンカチをご用意してご覧ください!」と呼びかけた。

独特の存在感を放つゲンジに扮した木村さんがなぜか「いらっしゃいませ」と挨拶すると会場からは笑いが起こった。「完成作を観て泣いてしまった」と語る木村さんは役作りや現場の様子を「ゲンジは嫌われる役で、まいにとって“何でお前が行く先々におんねん!”ていう感じの邪魔なおっさんなんです。だからそれを意識して、現場でもあまり言葉を交わさず、嫌な部分を見せようと接した…なんていうエピソードはないです(笑)。真悠ちゃんと仲良く並んで五平餅を食べたり、みんなで焼肉したり、非常に楽しい雰囲気での撮影でした」とふり返った。

原作にはない映画オリジナルのキャラクター“郵便屋さん”を演じた高橋さんは「舞台となるおばあちゃんの家のセットを初めて見たとき、台本に描いてある絵と全く同じでびっくりしました。撮影は山梨で行われたんですが、ずっとそこにいたくなりました。完成した作品を観たときは、気がつかないうちに涙が出ました。こんな私でもきれいな涙が出るというのが驚きでした」と照れくさそうに語ってくれた。

「こんな素晴らしい作品の歌を担当させていただいて幸せです」と語るのは、映画を優しく包み込むような主題歌「虹」を歌う手嶌さん。手嶌さんは山梨の撮影現場を一度訪れたということだが「素敵なセットでキャストのみなさんをうらやましく思いました」と感想を語った。映画については「最初に原作を読んで“優しいな”という印象を受けましたが、完成した映画は、さらに強く、ホッとするような優しさと愛情に満ちていて素晴らしかったです」とお薦めしてくれた。

長崎監督は「まいと一緒におばあちゃんのうちへ行くような感じで観ていただければと思います。ぜひ楽しんでください」と呼びかけた。

『西の魔女が死んだ』は6月、恵比寿ガーデンシネマ、シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

関連記事

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top