“強き母”小泉今日子、アンジャッシュ児嶋の現場での芸のなさをバッサリ!

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『トウキョウソナタ』試写会。左から黒沢清監督、井川遥、井之脇海、小泉今日子、香川照之、小柳友、児嶋一哉(アンジャッシュ)。
  • 『トウキョウソナタ』試写会。左から黒沢清監督、井川遥、井之脇海、小泉今日子、香川照之、小柳友、児嶋一哉(アンジャッシュ)。
  • 劇中では厳格な父親を演じた香川照之だが、実の息子には…。
  • 小泉今日子のあっけらかんとした告白に会場は騒然?
今年のカンヌ国際映画祭での「ある視点」部門審査員賞受賞を始め、各国の映画祭で称賛を浴びている黒沢清監督最新作『トウキョウソナタ』。それぞれに秘密を抱えたある家族の崩壊と再生を描いた本作が、9月27日(土)に公開を迎える。9月17日(水)に本作の試写会が開催され、黒沢監督をはじめ主演の香川照之、小泉今日子、小柳友、井之脇海、井川遥、児嶋一哉(アンジャッシュ)が舞台挨拶に立った。

佐々木家の主で、リストラされたことを家族に言い出せない竜平役の香川さんは「10年前に黒沢監督と仕事をさせていただいて以来、『もう一度ご一緒したい』とずっと思ってました。いまは感無量です」と挨拶。妻の恵を演じた小泉さんとは同い年だが、香川さんは「現場で“同級生パワー”というのを強く感じました」と強調。小泉さんもこれにうなずき「多くを語らずとも分かり合えるという信頼感で結ばれていました」と語った。また、2人にとっては長男・貴役の小柳さん、次男の健二役の井之脇さんは、役を離れても実の子供のように思えるらしく「今後、子供たちが調子に乗るようなことがあったら、叱ってやりたい。怖い母親でありたいと思います」(小泉さん)とも。香川さんは作品について「同級生の僕らと、19歳(小柳さん)、12歳(井之脇さん)のリアルをぶつけきりました」と語った。

小柳さんも、香川さんと同じように充実した表情で「役者としての楽しみ方を教えてくれた作品で、俳優という職業をこの映画からもらったような気持ちです」と語った。

井之脇さんが「撮影のときと比べて12センチくらい身長が伸びて、声も変わってしまいました。映画の中の僕とは別人のようになってしまいましたが、作品自体は面白いので楽しんで下さい」と挨拶すると会場からは大きな笑いがわき起こった。

ピアノの先生の金子を演じた井川さんは「実は私は子供の頃、自分から『ピアノを習いたい』と言っておきながら、通った3か所の教室全て、自分で辞めてきてしまったんです…」と苦笑交じりに明かした。

教師・小林役の児嶋さんが「バラエティ番組ならウケたか滑ったか分かりやすいんですが、黒沢監督は何も言ってくれないんです」と言うと、香川さんがすかさず「それ滑ってたってことじゃないの?」と突っ込む。さらに児嶋さんは「小泉さんとのシーンは緊張しました。だってキョンキョンが近くにいるんですよ!」と興奮気味に語るも、小泉さんは冷たく「緊張して、芸人のくせに現場で一つも面白いこと出来なかったよね」とバッサリ。このやり取りに会場は大爆笑。

劇中の一家に因んで、小泉さんに“これまで秘密にしていたこと”を尋ねると少し考え込んで「小学生の頃、夢遊病と夜尿症に悩んでました。親が病院に連れて行こうとしたらピタリと止まったんですが」とあっさり告白。すると、隣にいる香川さんが「僕も同じです! いや、僕の方が長く引っ張っていたかも」と、驚きと妙な親近感を持ってカミングアウト。さらに、「香川さんとの間に何か秘め事は?」という質問に「カンヌには香川さんの家族もご一緒されたんですが、息子さんにスカートをめくられました(笑)。香川さんと秘め事を作る前に、息子さんと作ってしまいました」とのこと。香川さんはこれについて「小泉さんのひざに乗せていただいたまでは良かったんですが、いきなり小泉さんのスカートで汗をぬぐい始めまして。『おい、お前!』と思いつつも『ナイス!』と(笑)」と笑顔で弁明。劇中の厳しい父の姿はどこへ?

黒沢監督は海外で高い評価を受ける本作について「日本のトウキョウで生きていて、普通に感じる疑問や喜びを誠実に映画にしたら、世界に伝わりました。これが映画の力だと思います」と語った。

『トウキョウソナタ』は9月27日(土)より恵比寿ガーデンシネマ、シネカノン有楽町ほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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