佐藤浩市「松田龍平って面白い!」&木村佳乃からは“癒やし系”扱いも当人は困惑顔

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『誰も守ってくれない』初日舞台挨拶。(左から)佐野史郎、石田ゆり子、柳葉敏郎、志田未来、佐藤浩市、松田龍平、木村佳乃、佐々木蔵之介、君塚良一
  • 『誰も守ってくれない』初日舞台挨拶。(左から)佐野史郎、石田ゆり子、柳葉敏郎、志田未来、佐藤浩市、松田龍平、木村佳乃、佐々木蔵之介、君塚良一
  • 初日を迎えてホッとした様子の佐藤浩市
  • 加害者の妹という難しい役どころを演じた志田未来
兄が殺人事件の容疑者として逮捕されてしまった15歳の少女と、彼女をマスコミや世間の好奇の目から守る任務を負った刑事の姿を描いた『誰も守ってくれない』。大ヒットドラマ「踊る大捜査線」の脚本家・君塚良一が監督・脚本を担当し、モントリオール世界映画祭で最優秀脚本賞に輝いた本作が1月24日(土)に公開を迎えた。都内で行われた初日舞台挨拶に君塚監督を始め主演の佐藤浩市、志田未来、松田龍平、木村佳乃、柳葉敏郎、石田ゆり子、佐々木蔵之介、佐野史郎が登壇した。

佐藤さんが「感無量です。何と言っていいか分かりませんが、こうしてこの日を迎えることが出来ました」と語れば、志田さんも「こんなにたくさんの方に来ていただいて緊張しています」と2人とも満員の観客を前に驚いた様子。今回の勝浦という役について佐藤さんは「普通の40代半ばの男性の仕事や家族への向き合い方ってこんな感じじゃないかと考えまして…。たまたま職業が刑事ではあるけれど、できるだけ地べたに近いところで演じたいと考えました」とそのスタンスを明かした。

勝浦の同僚刑事を演じた松田さんは、そんな佐藤さんとの共演について尋ねられ、しばらく沈黙したのち「いや、それはもう…刺激をもらいました」と答えたが、この間が佐藤さんは気になったようで「もういいよ、お前」と劇中のようなやり取りで会場をわかせた。松田さんについて佐藤さんが「いい意味で浮遊感があって、打ち合わせなしでもスッと入っていける。松田龍平って面白い男だな、と思いました」と言えば、精神科医を演じた木村さんは「松田さんとは初めてでしたが、癒やし系です」と断言。これには松田さん、少し困った表情で「ありがたく受け取っておきます」と笑った。

柳葉さんは、かつてある事件で子供を殺された被害者家族という役だったが「無理に気持ちを作らずに、素直な思いで演じました」と明かした。その妻を演じた石田さんも「想像しても表現しきれない悲しみを背負った役ですが、監督が『ものすごく大きな悲しみを体験した人は、きっと穏やかな顔をしているのでは?』と言ってくださって、そこからすごく気持ちが楽になりました」と語った。

佐々木さんは「手放しで『楽しかった!』と思える作品ではなかったと思いますが、うちに持って帰って考えていただければと思います」と観客に語りかけた。

志田さんは、佐藤さんと共に回ったキャンペーンツアーの思い出を訪ねられ「名古屋のひつまぶしがすごくおいしかったです」と笑顔で答えた。佐藤さんとは、撮影中は現場であえて距離を置いて、話をしなかったとのことで「取材やキャンペーンのときにいろいろ話をさせていただきました」とふり返った。佐藤さんも「普段は君塚監督と2人だけだったんですが、時々未来ちゃんもキャンペーンに来てくれたときはすごく楽しかったです」とニッコリ。

佐野さんは、今回は勝浦の上司の刑事を演じたが、TVドラマで志田さんの父親役を演じたことがあり、壇上でも思わず志田さんに「お父さんだよ〜!」と呼びかけ、会場の笑いを誘った。「ついつい未来ちゃんを父親のような目で見て『がんばれ!』とか思ったりしてました」とか。

君塚監督は「いまの世の中、人と人が向き合うのは大変だし、向き合わずに済むツールもたくさんあります。でも、勇気持って向き合えば互いに支え合えるんだ、ということを描きました」と作品への熱い思いを語り、客席からは大きな拍手がわき起こった。

『誰も守ってくれない』は全国東宝系にて公開中。
《text:cinemacafe.net》

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