国民的シリーズ『釣りバカ日誌』が遂に終焉… ハマちゃん&スーさんの胸中は?

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『釣りバカ日誌』の黄金コンビ、ハマちゃん&スーさん
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西田敏行&三國連太郎扮するゴールデンコンビ、ハマちゃんとスーさんでおなじみの国民的映画シリーズ『釣りバカ日誌』。昭和の終焉、そして平成の幕開けが近づいていた1988年12月に第1作が封切られて以来22年、スペシャルと時代劇を含め21作にわたって上映されてきたこの長寿シリーズが、今冬公開の『釣りバカ日誌20 ファイナル』をもって、ついにファイナルを迎えることが正式に決定した。

『男はつらいよ』シリーズに代わり、松竹の看板作品として長きにわたって愛されてきた本シリーズ。建築会社の社長として、バブル景気にゼネコン疑惑、地球環境問題など、移り変わる時代ごとの社会情勢を背景にしながら、現実に直面し苦悩する鈴木一之助(スーさん)と、そんなのはどこ吹く風、趣味の釣りと家庭をこよなく愛する浜崎伝助(ハマちゃん)という正反対の2人が織り成す絶妙な掛け合いが、観る者に笑いと元気を与えてきた。

また、北は秋田、南は沖縄まで全国津々浦々、毎回異なるロケ地の大自然や名物も見どころとして欠かせない本作。記念すべきファイナルのロケ地は、意外にもシリーズ初となる北海道に決定! 道東の豊かな大自然を舞台に、2人の丁々発止のやりとりが繰り広げられる。近年では常盤貴子や伊東美咲が務めてきた作品を彩るマドンナの、気になるトリを務めるのは、ベテラン女優・松坂慶子! スーさんの亡き親友の娘で料亭の女将・葉子に扮しており、その娘・裕美を吹石一恵、裕美の恋人・俊介を塚本高史が演じる。

シリーズ終了の知らせを受けた西田さんは、「いつか浜崎伝助と俳優・西田敏行が別れることは分かっていたけれど、やっぱりどんなに覚悟していても、唐突に来る別れに対する寂寞の情は否めません」と名残を惜しみつつ、「その思いを凌駕して余りあるほどのエネルギーで、最後のハマちゃんを、西田敏行は演じたいと思います」とラストに向けて意気込みを語った。

日本映画界の“斜陽”とも言える時代も経験してきた三國さんは、「映画『釣りバカ日誌』は新しい方向性を求めて暗中模索の中で始まった、大きな冒険とも言える作品だった。スタッフの作品づくりに対する誠実さと情熱は、日本映画界の歴史の中に永遠に残るだろう。これを乗り越えるような作品が次の世代から生まれることを願っている」と、次世代の映画界に思いを託した。

そして、2003年の14作目以降のシリーズの監督を務め、このファイナルでもメガホンを取る朝原雄三監督は、「監督を引き受けてから、チャレンジの連続、綱渡りの連続でした。長い間、ごひいきいただいたファンのみなさんのご期待を裏切ることのないように、スタッフ一同、力を合わせて『釣りバカ』らしい最後を飾りたい」と力強いコメントを寄せている。

名残惜しくも、22年の集大成がここに——。『釣りバカ日誌20 ファイナル』は5月上旬から撮影に入り、9月に完成予定。12月26日(土)より全国にて公開予定。
《text:cinemacafe.net》

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