劇中と同じように、紫煙をくゆらせながら特徴的なハスキーボイスでゆっくりとこちらの質問に答える姿に不思議と惹きつけられてしまう。アナ・ムグラリス、31歳。現代では稀少な存在となってしまったタイプの女優と言えるかもしれない。そんな彼女が演じたのは、まさに“カリスマ”と呼ぶべき、ファッション史における最も偉大な人物の一人、ガブリエル・ココ・シャネル。シャネルを主人公に昨年来、立て続けに公開されてきた『ココ・シャネル』、『ココ・アヴァン・シャネル』と比べ、この『シャネル&ストラヴィンスキー』はある意味“異色”の作品。シャネルの代名詞とも言えるパフューム「No.5」、およびストラヴィンスキーの代表作「春の祭典」の誕生の裏側と、2人の秘められた恋——。アナは何を感じ、何を想いながら伝説のデザイナーを演じたのか?
「虎に翼」出演も話題『違国日記』早瀬憩、新垣結衣と「とてもバランスのいいふたり」監督明かす
【シネマモード】2010年 映画ファッションのいままでとこれから
≪配信開始≫チュ・ジフン×ハン・ヒョジュ豪華初共演「支配種」は世界必見のノンストップ・サスペンス【PR】