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アカデミー賞ノミネーション前夜に、注目作『ザ・マスター』特報解禁!

この度、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』から5年、ポール・トーマス・アンダーソン監督が放つ問題作『ザ・マスター』が…

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『ザ・マスター』 -(C) MMXII by Western Film Company LLC All Rights Reserved.
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この度、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』から5年、ポール・トーマス・アンダーソン監督が放つ問題作『ザ・マスター』が3月22日(金)より公開となる。今年のアカデミー賞でもオスカーを期待される本作の特報映像が解禁された。

舞台は第二次世界大戦末期、アメリカで信者を増やしていった新興宗教団体のカリスマ的教祖と、彼の右腕となり教団にのめり込んでいく一人の男のドラマを描く本作。教祖を『カポーティ』でオスカー俳優となったフィリップ・シーモア・ホフマン、その妻を『魔法にかけられて』のエイミー・アダムスが演じるほか、突然の歌手活動から一転、『容疑者、ホアキン・フェニックス』での俳優復帰が話題を呼んだホアキン・フェニックスが教団にのめり込む信者を演じる。

第69回ヴェネチア映画祭では銀獅子賞、優秀男優賞を含め4冠を獲得し、さらにカンヌ、ベルリンと合わせて世界三大映画祭の監督賞に輝くという偉業を成し遂げている本作。さらに、その内容がトム・クルーズと元妻ケイティ・ホームズとの離婚原因ともうわさされている新宗教「サイエントロジー」の創始者L・ロン・ハバードをモデルにしているのでは? と製作前から物議を醸している問題作でもある。

今回解禁となった特報映像では、切なげなピアノと共にホアキン・フェニックス演じる宗教にのめり込んでいく青年・フレディの、戦地から戻った解放感と、精神を病みアルコール中毒に陥った苦痛が共に描かれている。ゆったりとした雰囲気ながら、どこか背中に緊迫感を感じずにはいられない重厚感漂う映像に仕上がっている。

ついに明日(1月10日)の夜、本年度アカデミー賞のノミネート作品が発表されるが、その前に最注目作の一つである本作の特報映像をチェックしてみて!

『ザ・マスター』は3月22日(金)TOHOシネマズ シャンテ、新宿バルト9ほか全国にて公開

※こちらの特別映像はcinemacafe.net記事ページより、ご覧いただけます。


© MMXII by Western Film Company LLC All Rights Reserved.
《シネマカフェ編集部》

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