櫻井翔が北川景子を手繋ぎエスコート！　映画公開に「胸がいっぱいでございます」

『映画謎解きはディナーのあとで』が8月3日（土）に公開を迎え、主演の櫻井翔、北川景子を始め、椎名桔平、桜庭ななみ、生瀬勝久、中村雅俊、土方政人監督が都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。

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2013.8.4 Sun 16:33

『映画謎解きはディナーのあとで』が8月3日（土）に公開を迎え、主演の櫻井翔、北川景子を始め、椎名桔平、桜庭ななみ、生瀬勝久、中村雅俊、土方政人監督が都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。

本屋大賞を受賞した東川篤哉の同名小説を原作にしたドラマの劇場版。令嬢刑事の麗子と毒舌の執事・影山、ハイテンションの警部・風祭がシンガポールへ向かう豪華客船を舞台に謎めいた殺人事件に挑む――。

この日の舞台挨拶の模様は全国75の劇場で同時中継されており、上映前と上映後の2回合わせて6万人以上が鑑賞した。櫻井さんと北川さんは宝生家の紋章が入ったヘリコプターで六本木ヒルズの屋上に降り立つという劇中さながらの派手な演出で会場入り。マイクを向けられた北川さんはヘリコプターについて「私物です」とニッコリ。

そして櫻井さん、北川さんらが実際に劇場に姿を現すと会場は歓声に包まれた。櫻井さんは2年前のドラマの撮影に思いを馳せ、「横浜の小さなアパートの一室で撮影が始まったんです。それがこうして映画にまでなって、みなさんに見ていただけて嬉しい。胸がいっぱいでございます」と“影山”口調で挨拶し、「一つの役とここまで歩いて来られたのが嬉しい」と影山役への愛着を語った。

北川さんも「最初はお嬢様と聞いて、歩幅が小さくておしとやかな感じかと思ってたんですが、脚本を読んだらキュートでおてんばなところが魅力でした。いまは麗子の存在そのものが愛らしく、大切な役になりました」と強い思いを口にする。

椎名さんも本作のハイテンションな風祭役でこれまでにない一面を広く世に知らしめた。この日も「はいはい！」と劇中の調子で挨拶。昨夜はついに風祭を主役にしたスピンオフドラマまで放送されるに至ったが「（同時刻に放送の）『ラピュタ』の裏で頑張りました！」と語り喝采を浴びた。

生瀬さんはカジノ好きの若社長役を演じたが、櫻井さんとは『ヤッターマン』でのヤッターマンとボヤッキーに続いての“対決”となった。ちなみに生瀬さんは乗客の役ではあるもののスタジオでの撮影のみで、櫻井さん以下、北川さん、桜庭さんらのようにシンガポールロケには同行しなかったそうで、「ヤッターマンにしか会ってないですよ！」とボヤキ節。「そろそろ（櫻井さんの）仲間に入れてほしい。もう戦わなくていいので…」と櫻井さんの味方役での共演を懇願していた。

ドラマと映画本編に加え、先述の風祭によるスピンオフ、さらには映画と連動しての深夜ドラマ「船上探偵・影山」など派生作品も盛りだくさんの本シリーズ。櫻井さんも更なる広がりに期待しているようで、「また新しい形でそれぞれ（のキャラの）スピンオフはあるかも。何度でもやってやろうと思ってます！」と乗り気。

北川さんも、麗子お嬢様のスピンオフについて「やりたい！」と手を挙げ、これに櫻井さんが「そのときはぜひ私も」と共演を希望。すかさず生瀬さんから「それ、（スピンオフじゃなく）本編じゃん！」と鋭いツッコミが飛んでいた。

最後に、櫻井さんが「1回しかご覧にならないとは、お客様の目は節穴ですか？」と生毒舌で観客を挑発。入退場時には櫻井さんが執事よろしくドレス姿の北川さんの手を取ってエスコートする姿も見られ、ファンからは歓声が飛んだ。

『映画謎解きはディナーのあとで』は全国東宝系にて公開中。