デビッド・ベッカムがイギリスの伝統料理「パイ・アンド・マッシュ」を提供するカフェをチェーン展開させたいようだ。今年になってサッカー選手から引退した38歳のベッカムは、日本にも出店しているイギリスの有名シェフ、ゴードン・ラムゼイの新事業で今月16日(現地時間)ロンドンにオープン予定の地中海料理をテーマにしたレストランに投資しているものと考えられているが、「市場の余地」を狙うことに乗り気のようで、ゴードンと協力して自身の「お気に入りの食べ物」を販売するカフェのチェーン店をオープンしようとしているようだ。ベッカムの友人の1人は「The Sun」紙に「ゴードンの新しいレストランに介入するのではなく、デビッドは世界展開の手始めとして、ロンドンにパイ・アンド・マッシュを提供するカフェをオープンしたいと思っているんです」「デビッドはゴードンの新しいレストランをただ見学しただけでしたが、そこに投資すると誤って報道されてしまったようです。デビッドにはもっと初期段階でそのレストランに投資する選択もありましたが、それよりも自分のお気に入りの料理を出す場所をオープンするという考えを変えたくないみたいですね」「デビッドとゴードンは市場にまだ余地があるということに同意していて、世界でもそこを狙いたんですよ」と説明している。実際に2010年にもデビッドとゴードンは、2人のイニシャルを合わせたDBGRの名前を使用して、パイ・アンド・マッシュの頭文字をとった「PM」という商標を英国知的財産庁に登録している。