【MOVIE BLOG】追記と、気合いの入れ直し

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昨日の自分のブログを読み直してみたら、「ラインアップが充実しているのか、イマイチなのか、もはやよく分からない」と書いていて、ここだけ抜粋されて弱気に受け止められたら不本意だなあと思ったので、追記します。

コンペの15本をはじめ、自分が選定に関わった作品は、どれも本当に素晴らしい作品であるというのは断言しておきます。素晴らしいから選んだので当たり前なのだけれど、でもやはりちゃんと言っておかないと。個々の作品が持っている力は例年を凌駕していて、自分でもいまだにラインアップを見るたびに興奮するほどです。これから数週間にわたってこれらの作品を紹介できるかと思うと、何とも言えない幸せな気分になります。

が、愛し過ぎて盲目になってしまっているというか、もはや客観的になれない心境が上記の記述に繋がったのだろうというのが自己分析、ですね。あとは、マラソンを走ってようやくゴールにたどり着いたとき、とっさに感想を語れない心境にも似ているかも。マラソン完走後に充実感が訪れるのは、とりあえず息が整ってからで、ゴールの少し後のこと。これからは、少し息を落ち着けて冷静になって、各作品の見どころや選定理由などを客観的に紹介できるモードに入っていきたいです。

毎年、様々な思考の段階を経て、堂々と「充実のラインアップが今年も揃いました!」と言える心境になっていくのだと思います。ただの表向きの煽り文句やキレイゴトでなく、本気の言葉として。

そして、改めて、声を大にして宣言します:充実のラインアップが今年も揃いました!!

このブログでも作品の詳しい紹介をしていくつもりですが、書いたり話したり、取材に答えたり、アピールする機会がこれからどんどん増えていくので、プレゼンテーション能力を磨かないといけない。モグラ生活から地上に出てまず取り戻さなければいけないのは、この「人前でスムーズに話す」という機能なわけですが、これがやはりなかなか楽ではないですね。

まだほとんど誰も見ていない作品について語るので、誰にも反論されないから気楽に話せるはずだ、という考えも確かにあるのですが、一方で、僕の発する情報がその映画に関する情報の全てである場合があり、僕の説明の仕方ひとつで見に行く行かないを左右させてしまう可能性があると思うと、これはもう、とてつもなく怖いです。

僕は、作品の中身(ストーリー)について話すのが好きではなく(なぜならそもそも自分が事前知識を得るのが嫌なので)、人にもなるべく素の状態で、素のままサプライズを楽しんで欲しいと思うのです。が、監督や有名だったり、有名俳優が出ていたりということでもないと、なかなか事前情報無しで映画を見てくれる人は多くない。

なので、僕の理想は、東京国際映画祭の「コンペティション」部門の作品は面白いから事前情報無しで見ても大丈夫、と思ってもらえること。ああ、この理想は、本当に目指したい。気高く険しい山の頂上のさらにその上にあるような理想ですが、僕はその山道を登っていきたい!

ともかく、目標は目標として、まずはストーリーのさわりだけ語り、ネタバレしないように見どころを的確に語る、という技を磨きつつ、充実のコンペティションのアピール業務に邁進しようと誓う秋の夜であります。
《矢田部吉彦》

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