作家・桜坂洋、自身の小説がトム・クルーズ主演のハリウッド映画化「現実味ない!」

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『オール・ユー・ニード・イズ・キル』記者会見/桜坂洋&ダグ・ライマン監督&アーウィン・ストフ
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桜坂洋の同名小説をハリウッドでトム・クルーズ主演により映画化した『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のダグ・ライマン監督が来日。3月13日(木)に完成途中の24分間の本編映像が上映され、記者会見が行われた。

『ボーン・アイデンティティー』、『Mr.&Mrs.スミス』のライマン監督とトムのタッグ、さらにエミリー・ブラントをヒロインに迎えた本作の舞台は、侵略者の攻撃で絶滅の危機に瀕した近未来の地球。ケイジ少佐は戦闘中に敵の攻撃で戦死するも次の瞬間、なぜかその日の朝へと戻っていた。目覚めで始まり死で終わる同じ1日が延々と繰り返され、彼は自分がタイムループに迷い込んだことを知る。同じ経験を積む中で敵を攻略する糸口を掴もうとするのだが…。

24分の映像ではトム演じるケイジが同じ毎日を繰り返し体験し、何とか未来を変えようと奮闘する姿、同じくタイムループに囚われたエミリー演じる女兵士・リタとの出会い、2人が協力しその日の“先”へと進もうとする様子が映し出された。

ライマン監督は「誰よりも私が完成した作品を早く見たいです」と微笑む。記者からはトムとエミリーが着込んでいる重そうな戦闘用のスーツや、侵略者のエイリアンの奇怪な造形について質問が飛んだ。監督はCGではなく、実際に俳優に戦闘スーツを着せたことについて「この映画で最も挑戦的な部分」と語り「実際に観客にCGではなく本当に着ているということを見せなくてはいけなかった」とリアリティの追及について熱弁。「実際に重いし、あれを着て撮影するに至るまで1か月ほどの訓練が必要だったし、座った状態から立ち上がるにもクレーンやワイヤーが要るんだ」と明かした。

また地面から現れる何本もの触手の生えた侵略者については「あの連中は人類の抹殺を唯一の目的にしており“エイリアン”というものに僕は強い観念を持って作ったんだ。“エイリアン”という言葉には『宇宙人』と『未知の存在』という意味がある。まさに最後まで未知なるものというコンセプトを貫いたよ」と説明した。

共に来日したプロデューサーのアーウィン・ストフによると、ライマン監督および、トム、エミリーの起用は「全てファーストチョイス」とのこと。トムが侵略者から地球を守るべく戦う、というのは決して珍しいとは言えないが…という声にライマン監督は「そこはもっと驚いていいところだよ(笑)。だって、トムが演じているのは全編にわたって臆病な男なんだ。彼がそういう役にチャレンジするのはいままでにないことだよ」と語る。

一方で、アクションのイメージの薄いエミリーの起用に関してはストフ氏は「確かトムの家で、僕とダグとトムの3人で話してるとき、誰か――おそらくトムが言い出したんだ。『エミリーはどう?』って。誠実で正直、知的で内面の強さを持ち、理想主義者であるというリタのキャラクターには彼女がピッタリだっだ。実際、彼女の決意は凄まじく、9か月に及んだトレーニングにも耐えてくれた」とイメージ通りのキャラクターが出来上がったと称賛を送った。

この日は、原作者の桜坂さんも来場。自らの小説のハリウッド映画化について「“塩漬け”になると思ってました(笑)」と実写化の権利買い付け後もまさか完成に至るとは思っていなかったと明かす。「それが次第に決まっていき、ライマン監督やトム・クルーズが参加するとなって『おいおい!』と(笑)。ロンドンに行ったら本当に撮影してて、逆にいま、だんだん現実味がなくなって来ています」と興奮気味に語っていた。撮影現場では戦闘スーツを着込んだ俳優たちを目の当たりにし「本当の未来の軍隊がいるようですごかった!」と述懐。なお、桜坂さん自身も戦闘スーツを着て本編の一部に参加しているという。

ライマン監督は、原作で描かれた「想像を超える独創性」を絶賛。「私のキャリアにおいても最初で、最高の感動と興奮を味わえる作品になっている」と完成に向けて力強く語っていた。

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は7月4日(金)より全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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