大島優子、“卒業後初”出演は宮沢りえ主演『紙の月』 “切り札”的存在に!?

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大島優子&宮沢りえ/『紙の月』
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6月2日に卒業公演を控える「AKB48」の大島優子が、宮沢りえの7年ぶりの主演作にして、小林聡美、池松壮亮ら豪華キャストが共演する『紙の月』に、卒業後、初めて映画出演することがわかった。

バブル崩壊直後の1994年。わかば銀行の契約社員として働く、平凡な主婦・梅澤梨花(宮沢りえ)。上司や顧客からの信頼も厚く、何不自由ない生活を送っているように見えた梨花だったが、自分への関心が薄い夫(田辺誠一)との間には見えない溝ができ始めていた。そんなある日、梨花は年下の大学生・光太(池松壮亮)と出会い、やがて二人は男女の関係になる。

光太と過ごすうち、ついに顧客のお金に手をつけてしまう梨花。高価な買い物や高級な食事、ホテルのスイートでの連泊を重ねるうち、やがて金銭感覚と日常が少しずつ歪み出し、最初は1万円に過ぎなかった横領が、次第にエスカレートしていく……。

2011年に映画化され絶賛を浴びた「八日目の蝉」をはじめ、特に女性層に抜群の人気を誇る直木賞作家、角田光代のベストセラー小説を原作にした本作。今年1月にはNHKでドラマ化もされ、大きな話題を呼んだ。

本作では、今や日本を代表する随一の女優として舞台・映画・テレビに大活躍を見せる宮沢さんが、『オリヲン座からの招待状』以来、7年ぶりとなる映画主演を果たし、『愛の渦』『ぼくたちの家族』など今年出演作がめじろ押しの池松さんとの不倫関係に堕ちていく、矛盾と葛藤を抱えたヒロインに挑んでいる。

また、原作には登場しないが、小林さんは一切のミスを許さず、厳格に仕事に向き合う銀行の先輩事務員・隅より子役を演じ、快楽に溺れ横領に手を染めていく梨花と対峙するキャラクターで、物語にいっそうの緊張感と深みを与えている。

そんな中、大島さんが演じるのは、こちらも映画オリジナルの登場人物となる、わかば銀行のテラー(窓口係)の相川恵子。仕事に無頓着で、自らの欲するままに生きる天真爛漫さが、宮沢さん演じる梨花の転落をより加速させていく存在となる。

「これほどまでに繊細な現場は初めてでした」と言う大島さんは、「登場人物の心情が複雑に描かれていく中で、その歯車の一つとして、自分に与えられた役をどう演じるか考えることがとても面白かったです」とふり返り、本作でメガホンをとった『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督のきめ細やかな指示が「自然体でリアルなキャラクターを作って下さいました」とコメント。

初共演となった宮沢さんには、「絹のような繊細さと強く美しい輝きを併せ持つ素敵な女性で、完全に魅了されてしまいました」と、そのオーラに圧倒された様子だ。

また、小林さん主演の『かもめ食堂』が大好きと語り、「とても柔らかい雰囲気の方で、緊張していた私に気さくに話かけて下さいました。けれど、お芝居になると隅さんが持つ厳しさや壁のようなものを感じ、色々な表情を持つ小林さんに惹き込まれてしまいました」と明かした。

一方、宮沢さんは、そんな大島さんに「とても古風な瞬間と、キラキラしている瞬間があって、素敵です。色んな顔をもっているし、堂々とされているので、若いのに頼もしいなと感じています」とコメントし、称賛の声を送る。

小林さんもまた、大島さんの印象を「のびのびとしていて、明るくて、ほんとに素敵な女優さん」と語っている。

さらに、大島さん演じる相川は、原作から「映画へとジャンプするためのキーとなる大事な役」と言う吉田監督は、「だてに日本で一番大きなエネルギーの渦の中心にいる人じゃないなとあらためて感じた」と話す。

「現実にしっかり根を下ろした存在感と、捕まえようとしても上手くつかめない浮遊感を併せ持つ人という印象。映画オリジナルの相川という役には、リアリティを前提としつつ、人間離れした悪魔的な雰囲気も求めていたので彼女がピッタリだと直感的に思った」と絶賛。

そして、日本の映画界を引っ張る実力派女優の宮沢さんと小林さんという2人の狭間で、堂々と相川を演じ切った大島さんを「この映画の切り札=ジョーカーとして期待してほしい」と、ファンにメッセージを送った。

“人生の落とし穴”にはまってしまった、ひとりの女性の “快楽と転落”を、吉田監督がその独特の映像センスで描き出す本作。まったくタイプの違う3人の女たちの、スリリングで微妙な関係性にもぜひ注目してみて。

映画『紙の月』は3月末にオールアップ、2015年、全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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