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【特別映像】ユ・ジテ&伊勢谷友介、アジア最高の歌声が蘇る『ザ・テノール』

声を失った天才オペラ歌手と、彼の歌声を愛した日本人音楽プロデューサーとの絆を描いた奇跡の実話の映画化『ザ・テノール 真実の物語』。このほど、本作のモデルとなったべー・チェチョル氏による、“アジア史上最高のテノール”と称され

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『ザ・テノール 真実の物語』 -(C)2014 BY MORE IN GROUP & SOCIAL CAPITAL PRODUCTION & VOICE FACTORY. ALL RIGHTS RESERVED.
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声を失った天才オペラ歌手と、彼の歌声を愛した日本人音楽プロデューサーとの絆を描いた奇跡の実話の映画化『ザ・テノール 真実の物語』。このほど、本作のモデルとなったべー・チェチョル氏による、“アジア史上最高のテノール”と称された歌声が入った特別映像が解禁。チェチョル氏と共演したこともある“オペラ界の至宝”ことフィオレンツァ・コッソットからのコメントも到着した。

“アジア史上、最高のテノール”と称され、ヨーロッパのオペラ界で活躍していたベー・チェチョル(ユ・ジテ)。彼がまさに頂点を極めようとしていたとき、甲状腺がんが判明、手術によって声帯の神経を切断することになり歌声を失ってしまう。「もう二度と舞台には立つことはできない…」と、歌手として最も過酷な苦難を受ける彼に、一人の日本人音楽プロデューサー・沢田(伊勢谷友介)が手を差し伸べた…。

本作は、「NHKドキュメンタリー」「ニュースウオッチ9」「奇跡体験!アンビリバボー」「とくダネ!」ほか、多くのテレビ番組でも取り上げられた実話を基にした物語。彼の壮絶な人生と、彼を信じて支えた日本人プロデューサーの2人の絆がもたらした、世界にも例を見ない奇跡は放送当時、大きな話題を呼んだ。

天才オペラ歌手べー・チェチョルを演じるのは、パク・チャヌク監督『オールド・ボーイ』や日本映画『人類資金』などで知られる、韓国の若手演技派ユ・ジテ。そして、チェチョルの才能を信じ、絶望の底にある彼を献身的にサポートする、音楽プロデューサーには『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』の公開を控え、2015年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」では吉田松陰役を演じる伊勢谷友介。

今回届いた映像は、チェチョルに病が分かり舞台を降板、ほかの歌手に自分の役回りを奪われたところから始まる。“もう一度歌声を取り戻したい”と願うチェチョルと彼を心配し、苦悩する家族と友の様子が、本人のダイナミックな歌声と共にドラマチックに展開していき、ユ・ジテ、伊勢谷さんのほか、北之きいの姿も見える。

映像中に流れるのは、ヴェルディの傑作オペラ「イル・トロヴァトーレ」第3幕より「見よ、恐ろしい炎を」。この音源は、甲状腺がんを患う前、鮮烈な日本デビューとなった2003年9月、Bunkamuraオーチャードホールで行われたコンサートでチェチョル氏本人が歌ったもの。この楽曲は、嫉妬や怒り、悲しみ、そして希望が渦巻き、彼の心の中の炎が煮えたぎっている状態を表現した曲として、劇中にも使われている。



当時、オーチャードホールでチェチョル氏と共演した、“オペラ界の至宝”“メゾの女王”とも呼ばれるイタリアのメゾ・ソプラノ歌手、フィオレンツァ・コッソットは、「彼の声はよく響くすばらしい声でした。マンリーコ(主役)にふさわしい美しく透明感のある声で、高音域も難なく出せるとても見事な声でしたね」と、ふり返り語っている。

「イル・トロヴァトーレ」第3幕の「見よ、恐ろしい炎を」で、主役のマンリーコに扮するチェチョル氏のテノールのパートは、楽譜に書かれていない“高音ハイC”を挿入することが慣例になっている。通説では、ロンドン初演時のテノール、エンリコ・タンベルリックが作曲者ヴェルディの許可を得て創始したとされており、以来、テノールのアリアとしては最大の難曲のひとつに数えられている。

それゆえに、この“高音ハイC”を失敗することはテノールにとっての恥辱ともいわれており、一流のテノール歌手でも歌いこなすのは難しいとされているが、チェチョル氏は見事に高い旋律を歌い上げ、日本の観客を驚嘆させた。

この映像でチェチョル氏の歌声を堪能しながら、2人の男の夢と絆の奇跡の実話に馳せてみて。

『ザ・テノール 真実の物語』は 10月11日(土)より新宿ピカデリー、東劇ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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