小林薫、「深夜食堂 3」放送&映画化も…「主役感がない(苦笑)」

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小林薫/ドラマ「深夜食堂 3」記者会見
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  • 『深夜食堂』-(C) 2015安倍夜郎・小学館/映画「深夜食堂」製作委員会
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2009年に始まった人気ドラマの第3シーズンとなる「深夜食堂 3」がまもなく放送開始となり、さらに劇場版『深夜食堂』が来年公開される。9月24日(水)、主演の小林薫と松岡錠司監督が報道陣の取材に応じた。

原作は安倍夜郎による人気コミック。深夜0時から朝の7時頃までが営業時間の小さなめし屋で繰り広げられる様々な人間ドラマを情感豊かに描き出し、深夜ドラマとして高い支持を集めてきた。

3年ぶりの新シーズンとなったが、松岡監督は「一期一会で、2009年に始まった時も、これで最初で最後という気持ちだったし、2011年の『2』もそう」とここまで長く愛される作品になったことに感慨深げ。

食堂のセットも、シーズンを重ねるごとに立派なものになっていったそうで、予算規模が決して大きくはない本作で、かなり手の込んだ作りとなっており、松岡監督は「暴走気味(笑)」と語るが、この食堂の“マスター”小林さんは「見事なものだと思います」と笑顔。「ゲストで毎回、いろんな俳優さんがいらっしゃいますが、みんな予算がないことは知ってますので『よくここまでのセットを作ったね』と仰います。セットでここまで作りこんだ現場はそんなにないと思います。かなりの覚悟があったと思いますし、よくぞここまでという思いです」と満足そうにうなずいた。

1話ごとにゲスト俳優が様々な事情を抱えた客として食堂を訪れ、マスターは静かに彼らを迎え入れる。小林さんは「ひがんで言うわけじゃなく(笑)、毎話ごとのゲストのみなさんが主役であり、豪華じゃないけど懐かしい料理が出てきて話を紡いでいき料理が主役であり、そしてセットが『深夜食堂』の世界を支えていてセットも主役。本当に僕が主役なのか? 主役感がないです(笑)。ゲストの俳優さんにも『マスターはセリフが少なくて楽でいい』と言われます。『あいよ』とか『いらっしゃい』と言ってるだけなので(笑)」と自虐気味に語り笑いを誘いつつ、自らの立場をを「みなさんのお話をそばで見させてもらっている視聴者の代表のような感じ」と位置付ける。

これだけ長くやっていながら原作も含め、マスターの人物、過去などに関してほとんど描かれることもない。小林さんは「顔に大きな目立つ傷があり、やくざ稼業から転身したのか? とも思うけど、常連の誰も聞かない。映画では、マスターが住んでいるところが描かれ、それは原作にもない部分なんだけど、それでも(マスター自身について)あまり語られることがない。全部見せて説明するのではなく、引き算で見せるキャラクターがちょうどいいのかなと思います。だから僕自身『こういう人だ』という作り込みはしていません」と語る。

4月末にドラマの撮影、6月半ばから映画の撮影が行われたが、30分で描くドラマと映画では、監督にとっても作り込みの点で異なる部分も多かったよう。演じる側の小林さんは「TVと映画で基本的にお芝居が変わることはない」と言うが、一方で「監督が『ここは時間をかけているな』というのは映画の方が断然ありましたね。『作っていく』という要素は映画の方が大きいと思います」と映画ならではの見せ方、描き方について語った。

小林さんが深夜食堂で客として頼みたいメニューは? という問いには「厚揚げではなく、うす揚げを軽くあぶって、しょうがとネギとかつお節を乗せただけで立派なつまみになる」とあえてシンプルな料理を所望。「こういうものがおいしい店はおいしいんです」と笑顔で語っていた。

ドラマ「深夜食堂3」はTBS、MBS、RKBにて10月より放送開始。

映画『深夜食堂』は2015年1月31日(土)より公開。
《text:cinemacafe.net》

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