“まっくろくろすけ”のオマージュ? 宮崎駿に影響を受けたフランス発“ムシ”アニメ

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『ミニスキュル~森の小さな仲間たち~』 (C)MMXIII Futurikon Films - Entre Chien et Loup - Nozon Paris - Nozon SPRL - 2d3D Animations. All rights reserved.
  • 『ミニスキュル~森の小さな仲間たち~』 (C)MMXIII Futurikon Films - Entre Chien et Loup - Nozon Paris - Nozon SPRL - 2d3D Animations. All rights reserved.
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  • 『ミニスキュル~森の小さな仲間たち~』 (C)MMXIII Futurikon Films - Entre Chien et Loup - Nozon Paris - Nozon SPRL - 2d3D Animations. All rights reserved.
世界100か国以上で放送され、NHK Eテレでも人気を博していたフランス発のCGアニメシリーズが『ミニスキュル~森の小さな仲間たち~』となって映画化、10月18日(土)より全国にて公開される。

大自然の実写映像にCGアニメを合成するという手法でつくられた、小さなムシたちの世界を“体感”できる本作に、なんと、『となりのトトロ』の人気キャラ“まっくろくろすけ”にそっくりなキャラが登場していることが分かった。

森のなかで平和に暮らす、小さなムシたち。ある日、森でピクニックをしていた人間が残していった角砂糖の入った箱をめぐって、黒アリと赤アリの間でバトルが勃発。その争いに巻き込まれてしまうのは、家族とはぐれた1匹のてんとう虫。てんとう虫は黒アリと出会うが、彼らの巣にたどり着くまでには、岩山を越え、川を渡り、険しい道のりが続く。しかも、赤アリたちが攻撃を仕掛けてきて…。



手つかずの自然が残る南フランスの自然保護区の国立公園を背景に、数々の困難に遭遇しながらも旅を続けるムシたちの冒険が描かれていく本作。TVシリーズはフランスだけでDVD&ブルーレイ売上が65万枚を超える大ヒットとなり、シリーズ初の劇場長編版として3D化されると、興収ランキング1位のオープニング成績を記録、世界50か国以上での配給も決定している。

本作でTVシリーズから登場しているクモは、宮崎駿監督の『となりのトトロ』に登場する“まっくろくろすけ”こと、“ススワタリ”のオマージュキャラクター。丸いシルエットの黒い体に大きな目玉は、まさに“ススワタリ”そのもの。ポスタービジュアルにも登場する人気者となっている。

実は、本作の監督であるエレーヌ・ジローは、“バンド・デシネ”と呼ばれるベルギー・フランスを中心とした漫画界の巨匠“メビウス”こと、故ジャン・ジローの娘。ジャン・ジローは宮崎監督始め、荒木飛呂彦、浦沢直樹、大友克洋、鳥山明、松本大洋、そして手塚治虫ら日本の漫画作家たちに多大な影響を与えており、『ブレードランナー』や『エイリアン』『フィフス・エレメント』といったSF映画でもコンセプトデザインなどを担当していたことでも知られている。

宮崎監督も、代表作『風の谷のナウシカ』は、ジャンが1970年代に“メビウス”として発表したSFファンタジー「アルザック」からインスピレーションを受けていることを公言しており、ジャン自身も娘のひとりにナウシカと名付けたり、宮崎監督と共同展を開くなど、その親交は深かった。

エレーヌは、「日本のアニメーションにすごく影響されているのよ。宮崎駿監督にはとても影響を受けているし大好きよ。ほかにも大友克洋氏、森本晃司氏の作品にも」と語る。そして、共同監督を務めた夫のトマス・ザボもまた宮崎監督を崇敬していたことから、このかわいらしいオマージュキャラが誕生することになった。

父“メビウス”だけでなく、宮崎監督からの影響も随所に現れたアニメを、ぜひ劇場でも楽しんでみて。

『ミニスキュル~森の小さな仲間たち~』は10月18日(土)より全国のイオンシネマ(一部劇場を除く)にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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