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乾くるみ小説「イニシエーション・ラブ」映画化! 松田翔太×前田敦子×木村文乃で三角関係

「UVERworld」のTAKUYA∞、「くりぃむしちゅー」の有田哲平などの著名人たちがこぞって“オシの一冊”としてその名を挙げ、2014年10月現在で112万部を突破した、乾くるみの大ヒット小説「イニシエーション・ラブ」(文春文庫刊)。

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三角関係演じる、松田翔太(鈴木役)×前田敦子(マユ役)×木村文乃(美弥子役)/映画『イニシエーション・ラブ』
三角関係演じる、松田翔太(鈴木役)×前田敦子(マユ役)×木村文乃(美弥子役)/映画『イニシエーション・ラブ』
  • 三角関係演じる、松田翔太(鈴木役)×前田敦子(マユ役)×木村文乃(美弥子役)/映画『イニシエーション・ラブ』
  • 松田翔太(鈴木役)/映画『イニシエーション・ラブ』
  • 前田敦子(マユ役)/映画『イニシエーション・ラブ』
  • 前田敦子(マユ役)/映画『イニシエーション・ラブ』
  • 木村文乃(美弥子役)/映画『イニシエーション・ラブ』
「UVERworld」のTAKUYA∞、「くりぃむしちゅー」の有田哲平などの著名人たちがこぞって“オシの一冊”としてその名を挙げ、2014年10月現在で112万部を突破した、乾くるみの大ヒット小説「イニシエーション・ラブ」(文春文庫刊)。このほど松田翔太を主演に、ヒロインに前田敦子を迎えて映画化されることが決定! キャストからのコメントも到着した。

物語は1980年代後半の静岡と東京を舞台に、Side-AとBの2編で綴られる青春ラブストーリー。合コンで出会った2人、就職活動中の奥手な大学生・鈴木と歯科助手・マユのぎこちない恋愛模様を描いた静岡編(Side-A)。就職して上京した鈴木が静岡に残ったマユと遠距離恋愛を始め、その関係が徐々に崩壊してしまう東京編(Side-B)。バブル最盛期の風俗を盛り込みながら、若い男女の切ない出会いと別れを描いた本作。

だが、小説では最後の2行で、映画えはラスト5分で、甘く切ないラブストーリーから、驚愕のミステリーに変貌するという、独特のトリックゆえに「映像化不可能」と言われた傑作の映像化となる。

今回、発表されたキャストは3名。松田さんは主人公の鈴木役を、前田さんはヒロイン・マユ役を、さらに東京編で描かれる三角関係で登場する美弥子役には、木村文乃が抜擢された。

今回の出演を受け、3人からはそれぞれにコメントが寄せられている。

■松田翔太/鈴木役
「台本と原作を読ませていただき、80年代ならではの男女の交際や、原作の持つ世界観がとても面白いと思いました。ファッション的にも当時のものにこだわり、皆さんにこの世界観に浸っていただき、シュールなミステリーを味わって頂きたいとおもいます」。

■前田敦子/マユ役
「今回の役柄は、今まで体験したことのないキャラクターなのでとても楽しみです。
設定も自分が生まれていない時代背景なので、それも楽しみたいです」

■木村文乃/美弥子役
「出版当時とても流行ったので私も手に取り、最後の数行にまんまと声を上げさせられました。それから数年たってまさか自分がその登場人物の一人をやらせていただくとは夢にも思ってみませんでしたが、この仕掛けを映像でどう表現していくのか、私も楽しみです。ほとんどが松田さんとの会話のシーンになるので、2人の微妙な距離感とちょっとした駆け引きを、空気感を大事に丁寧に重ねて行けたらなと思っています」。

一方で、「アレを映像化するのですか? 本当に?」とコメントを寄せるのは原作者の乾さん。「こちらとしても損はない話ですから、どうぞご自由に。おそらく原作とはかなり違ったものになるのでしょう。ちなみに、原作には混浴露天風呂のシーンはありません。観光地でグルメを食べ歩きするようなシーンもありません。そういう要素を無理やりねじ込んだ映画版を見てみたい気持ちも少しだけありますが、何卒お手柔らかにお願いします」と、ヒネた言葉で喜びを綴っている。

メガホンを握るのは、『20世紀少年』3部作、『TRICK』『SPEC』シリーズを生んだ稀代の映像作家・堤幸彦。原作者の乾さん協力のもと、新たな映像的ギミックを盛り込みながら、実写化に挑むとのことだ。

原作者がここまで「違ったものになる」とはっきり明言するのも珍しいが、それだけに果たしてどんな作品になるのか、大きな注目が集まりそうだ。

映画『イニシエーション・ラブ』は2015年、全国東宝系にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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