三池崇史監督、カンヌ国際映画祭「監督週間」に正式招待!「良い度胸してるな(笑)」

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市原隼人、三池崇史監/「三池崇史監督 presents 大人だけの空間」
  • 市原隼人、三池崇史監/「三池崇史監督 presents 大人だけの空間」
  • 『極道大戦争』-(C) 2015「極道大戦争」製作委員会
  • 三池崇史監/「三池崇史監督 presents 大人だけの空間」
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  • 三池崇史監/「三池崇史監督 presents 大人だけの空間」
  • 市原隼人 VS ヤヤン・ルヒアン/映画『極道大戦争』 - (C) 2015「極道大戦争」製作委員会
三池崇史監督の最新作『極道大戦争』が5月に開催される第68回カンヌ国際映画祭の「監督週間」に出品されることが決定! 三池監督にとって同部門での次作の上映は2003年の『極道恐怖大劇場 牛頭』以来、実に12年ぶりとなる。三池監督、主演の市原隼人のコメントが到着した。

三池作品としては久々の原作なしのオリジナル脚本(山口義高)で、監督自身「原点回帰」と位置付ける本作。噛まれた人間が次々とヤクザにして、ヴァンパイア…“ヤクザヴァンパイア”と化していく街で、尊敬する親分のカタキを討つべく立ち上がるヤクザヴァンパイアの青年の戦いを激しいアクションと共に描き出す。

カンヌ国際映画祭の監督週間は、映画祭とは独立した「フランス映画監督協会」主催による部門で、1968年のフランスの「五月革命」勃発による映画祭開催の危機を引き金に、翌1969年より開始。若き監督の新たな才能の発掘、ベテランや巨匠監督の独創的な作品の上映による、コンペティション部門とはひと味違ったラインナップが特徴となっており、近年では園子温監督『恋の罪』、高畑勲監督『かぐや姫の物語』などが招待され、話題を集めた。

国際的評価の高い三池監督だが、中でもカンヌは“常連”と言えるほど、毎年のように何らかの部門に出品しており、2011年には『一命』、2013年には『藁の盾』がそれぞれコンペティション部門にて、2012年には『愛と誠』がミッドナイトスクリーニング部門で正式上映されたが、「監督週間」への正式招待は、Vシネマとして異例の上映が行われた2003年の『極道恐怖大劇場 牛頭』以来、12年ぶりとなる。

昨日4月19日(月)に都内で本作の上映会が開催され、そこで、今回の招待の“内定”を伝えられた三池監督は、報道陣の取材に「さっき聞いたんですが、さすがカンヌ。だいじょうぶか? カンヌ(笑)。(映画が)何千本もある中で、あえてこれを招待する…良い度胸してるな(笑)、と敬意をこめて」と照れ隠しの自虐を交えつつ喜びを漏らした。

意欲作、風変わりな作品も上映する「監督週間」を三池監督は「居心地がいい」と感じているという。ヤクザとヴァンパイアを組み合わせた奇想天外な本作だが、主演の市原さんの演技に何より監督は手応えと自信を感じているようで「彼ら(フランス映画監督協会の選考者たち)がイメージする、日本人らしい日本人がいたんだ、と思ってもらえると思う。映画に勢いのあった昭和の時代に存在した役者であり、(現代社会が)なくしてしまった日本の男の匂いを感じてもらえると思う」と力強く語った。

海外の観客が本作をどのように受け止めるのか気になるところだが、監督が「原点回帰」と銘打つだけあって、いまの日本映画にはない、かなり“変わった”作品であることは監督も自認しているようで「選んだのは彼らなので、観客がどう思っても、俺の責任じゃないから(笑)」と招待決定早々に逃げのコメントで笑いを誘っていた。

主演の市原さんは今回の選出に際し「三池監督の現場は、毎日が輝き新鮮で職人という言葉が似合う風が吹いていました。撮影中現場に行く事が毎日本当に楽しみでした。今回フランスのカンヌで上映されるということで、多くの皆様にこの作品を可愛がって頂ける事を願っております」とのコメントを発表した。

なお、三池監督と市原さんが、現地入りする方向で現在、スケジュールを調整中だという。

『極道大戦争』は6月20日(土)より公開。
《text:cinemacafe.net》

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