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【シネマVOYAGE】想像以上の壮大さに驚愕! 小さなリスたちの空中戦に注目

ネイチャードキュメンタリーの面白さは、自分ではなかなか行くことのできない地球上の場所を見ることができる、そこに生きる動物たちの生態を知ること…

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『小さな世界はワンダーランド』 (C)BBC 2014
『小さな世界はワンダーランド』 (C)BBC 2014
  • 『小さな世界はワンダーランド』 (C)BBC 2014
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ネイチャードキュメンタリーの面白さは、自分ではなかなか行くことのできない地球上の場所を見ることができる、そこに生きる動物たちの生態を知ること。「なんて美しいんだろう!」「なんてダイナミックなんだろう!」と、大自然の映像に感動して驚くわけですが、1本の映画を通してストーリーが語られるわけではないので、気づくとウトウト…なんてことも。そこで新たに挑戦したのが『小さな世界はワンダーランド』です。

“小さな”とタイトルにあるように、映し出されるのは小動物たちが生きる世界。原生林に住むシマリスと砂漠に住むスコーピオンマウス、それぞれが大人に成長していく姿を追いかけた、ドラマチックなストーリーが描かれます。

シマリスの場合は、冬を越すためにドングリを集める、彼らにとって命に関わる大仕事に密着。コツコツ集めたドングリを“コソ泥”リスに横取りされたり、ヘラジカやフクロウやオオカミなどの森のハンターたちに襲われそうになったりしながらも、小さな身体で100個近いドングリを集める姿に感動。そのなかでも見どころは、“コソ泥”リスからドングリを取り戻すための戦い、空中戦です。小さな世界ですが、その戦いはまるで『マトリックス』のようにアクロバティック!

一方、スコーピオンマウスが生きるのは砂漠です。人間にとっても広大な砂漠で小さな彼らはどうやって生きているのか? そのサバイバル能力に驚かされます。小さなスコーピオンマウスにとってガラガラヘビやサソリは『ジュラシック・パーク』の恐竜のようなものですが、そんな自分よりも大きな動物に立ち向かっていく。見た目はあんなに可愛いのに実はものすごく強いハンターで捕食者、そのギャップに驚かされます。

シマリスやスコーピオンマウスが生きる地上から数十センチの世界は、私たち人間にとっては足もとの世界。映画を観ている間はまるで自分も小さな動物になって自然の中を旅することができます。小さな世界は想像以上に美しく、ダイナミックです!
《text:Rie Shintani》

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