ピクサーのインターン制度って?若きクリエーターが学ぶ“チームワーク”

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ドミー・シー/『インサイド・ヘッド』-(C) pixar-japan-press-day
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世界初の長編フルCGアニメーション『トイ・ストーリー』から20周年を記念して贈るディズニー/ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』が大ヒット公開中だ。

11才の少女ライリーの幸せを見守る“感情たち”がどのように誕生したのかを探るべく、シネマカフェはアメリカのカリフォルニア州に存在するピクサー・アニメーション・スタジオに潜入。今回は、ディズニー/ピクサー作品の中で本作が初めての担当作品という若きクリエーター、ドミー・シーにインタビューを敢行した。

2011年6月にピクサー・アニメーション・スタジオにインターンとして入り、ストーリー・アーティストとして雇用されたドミー。ピクサーのインターンとはどのような制度なのか聞いてみた。「私は、4年前、ストーリー部門のインターンとして夏の3か月、スタジオに通ったわ。ピクサーの学校みたいなものね。そこへ行って、ストーリーボーディングについて学んだの。毎週、月曜日に課題を出されて、金曜日に、多くの人々でいっぱいの部屋で、みんなにプレゼンをしたわ。それぞれの課題は、ストーリーボーディングの違った側面について私たちのことをテストするの。脚本からストーリーボードを作ることとか、どうやってアイディアを思いつくかとか…。そして、夏の終わりまでに、ピクサーはフルタイムのストーリー・アーティストとして雇う人を、1人~3人選ぶの。私は、選んでもらえてとてもラッキーだったわ。なぜなら、ピクサーは毎年誰かを雇うわけじゃなく、数年ごとに雇うだけだから」。

そう語るとドミーは4年前と現在をふり返って「“チームワーク”を学んだことが大きかった」と話す。「私たちはみんな、映画全体にわたってちょっとずつ作業をしているの。一人だけでやっているわけじゃない。私は学校ではとても静かで内気な方だったから、まずは、ほかの人々と話すことを学ばないといけなかったの。チームとして仕事をするということを。私たちは大きな部屋に集まって、ストーリーの問題を解決したり、アイディアを思いついたり、お互いに話し合ったりしたわ。ピクサーでは“チーム”で作品を作り上げることを学んだわ」。

そういう意味でも本作の監督、ピート・ドクターからも学んだことがあったようだ。「彼はいつもストーリー・ルームにやって来て、もし何か問題があると、私たち全員に聞くの。『この問題を解決する手助けをしてくれる?』って。彼はとてもオープンで協力的なの。彼は、私たちにたくさんの質問をし、私たちはとても評価されているように感じていたわ。だからもっと意見をはっきり言って、もっと話すように勇気づけてくれた。共同作業をしているように感じたの」。

最初の作品ともあり彼女自身も苦労があったのでは? と聞くと「あるとき、3日間で800枚ストーリーボードを描かないといけないことがあったわ(笑)。それからそのほとんどがカットされてしまったの(笑)。でもそんなのは構わないわ。すべての仕事をやり終えるためには、みんなと協力しながら素早く仕事をしないといけないのよ」と笑顔で語った。「私は、早い時期に、(自分が描いた)スケッチよりも、プロセスを愛することを学んだの。スケッチはいつでも捨てられるからね」。

そして出来上がった作品『インサイド・ヘッド』。本作のメッセージ性について「毎日、私たちは、(感情を)隠して、冷静でいるように『職場や学校で泣いてはいけない』と言われるでしょう。今作は、泣いても大丈夫、実はそれはあなたにとっていいことなんだってことに気づかせてくれる一本。これは誰もが学ぶべきとても重要なレッスンだと思うわ」。

ディズニー/ピクサーの最新作『アーロと少年』(3月12日公開)、そしていまは『トイ・ストーリー4』を担当しているというドミー。彼女が若きクリエーターとして、世界から注目を集める日も遠くなさそうだ。
《text:cinemacafe.net》

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