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アンジェリーナ・ジョリー監督作『不屈の男 アンブロークン』約14分のメイキング映像が公開

アンジェリーナ・ジョリーが監督を務める『不屈の男 アンブロークン』の13分45秒にものぼるメイキング映像が、このほど解禁となった。

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『不屈の男 アンブロークン』- (C) 2014 UNIVERSAL STUDIOS
『不屈の男 アンブロークン』- (C) 2014 UNIVERSAL STUDIOS
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  • アンジェリーナ・ジョリー監督&ジャック・オコンネル&ドーナル・グリーソン&フィン・ウィットロック/『不屈の男 アンブロークン』-(C)2014 UNIVERSAL STUDIOS
アンジェリーナ・ジョリーが監督を務める『不屈の男 アンブロークン』の13分45秒にものぼるメイキング映像が、このほど解禁となった。

1936年のベルリン・オリンピック5000mで驚異的なタイムをたたき出したルイ・ザンペリーニは、第二次世界大戦で空軍爆撃手となる。彼を乗せた爆撃機が海に不時着し、47日間の漂流の末、日本軍に見つかって捕虜として収容所に送られてしまう。収容所では、彼に対して病的な執着を見せる渡辺伍長による執拗な虐待を受けるが、ザンペリーニは不屈の精神で耐え抜き、終戦によって遂に解放されるのだった。

2014年に惜しまれながらもこの世を去ったルイ・ザンペリーニの半生を描く本作。このほど解禁となったメイキング映像は、「私たちの中には闘士がいる。自分をどれほど無力に感じたとしても闘う心は消えない」というアンジェリーナの言葉から始まり、彼女をはじめキャスト陣のインタビューを含む見応えのある映像に仕上がっている。

1956年から映画化の構想があったという本作の主人公ルイ・ザンペリーニは、2010年に彼の半生を描いた小説を刊行し、ベストセラーを記録。その後本を手にしたアンジェリーナが心を動かされ、今回の映画化が実現した。

映像冒頭、「私はルイの人生の物語にとても深い感銘を受けたの」と話すアンジェリーナのナレーション。「彼はウィットの持ち主で魅力的な人柄よ。完璧な人間ではないけれど情熱家なの。ルイの物語には誰もが共感できるはずよ。彼はあらゆる苦悩と挫折から何度も立ち直ってきた」と、収容所での撮影シーンと本編映像を交えながらアンジェリーナは本作への思いについて語る。「ルイはいつか、映画にしたいと願っていた。50年後、夢が実現したのよ」。

続く映像では、ルイ・ザンペリーニ本人が登場。彼のアルバムを見てアンジェリーナは「素敵なご両親ね」と話す彼女に対して「ろくでなしは私だけ」と冗談で返すルイの姿が印象的だ。ルイが自身の人生ふり返ると、悪事を働くルイ少年の本編映像がオーバーラップされる。「私はどうしようもない不良少年だった。根性が腐ったろくでなしで、怠け者だった。いつもぶらぶらしていて、問題を起こす」。

さらに、主演を務めたジャック・オコンネルも映像に登場。「とても光栄だった。僕が演じることで彼の人生を永遠のものにできる。波乱に満ちた人生を送った人だ。どうやってあれだけの忍耐力を得たのか、ルイの思いをたどった」と役作りへの思いを語った。そして、本作の渡辺伍長役でハリウッドデビューを果たしたMIYAVIについてアンジェリーナは、「渡辺は病んでいたけれど、高学歴で知的な人物だったの。本の中ではモンスターとして描かれている。演じる俳優はあえて正反対の雰囲気の人を選んだわ。悪役を演じることを楽しむような人ではなく、深く掘り下げてくれる人よ」と語る。MIYAVIさんも「ルイを友人のように考えたが同時に恐れてもいた。渡辺も苦しんでいたんだと思う。自分の弱さを隠していたんだ。だから、僕も渡辺の人間らしさを出すようにした」と自身の役柄について語っている。

ほかにも、47日間の漂流シーンや、捕虜全員にルイを殴らせるために渡辺伍長が罵声を飛ばすシーンなど、本編とメイキング映像が満載。情熱を持って本作の監督に挑んだアンジェリーナのインタビューや撮影風景も映し出され、映像のラスト、「耐え忍ぶことは大事だ。諦めず挑戦を続けていれば道は開けるものさ」とルイは語る。


日本に向けてアンジェリーナは「この映画は政治的なメッセージを持った作品ではありません。生き抜くとはどういうことかを観てもらえれば嬉しいです」とコメント。“不屈の男”を描くために奮闘した人々の“不屈の精神”を、この映像から感じて欲しい。

『不屈の男 アンブロークン』は2月6日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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