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【独女のたわごとvol.25】鈍感からの脱出にもってこいのラブストーリー!『きみがくれた物語』

鈍感女から脱出するためにもってこいなラブストーリー、観ました。ニコラス・スパークス原作の『きみがくれた物語』です。

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『きみがくれた物語』(C) 2016, Choice Films, LLC All Rights Reserved.
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  • 『きみがくれた物語』 (C) 2016, Choice Films, LLC All Rights Reserved.
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ここ数年は水着を着ることもなく、もちろん今年も水着どころかビーチに近づくこともなく、地味な、地味すぎる夏を過ごしていました。何処にもバカンスに行っていないのに「旅行? 何焼け?」と聞かれてがっくりしたことを思い出し、今年は飲む日焼け止めでシミ対策。出掛ける少し前にカプセルを1つ飲んでおくだけで、移動中に浴びる程度の紫外線はブロック。サングラスと日傘をプラスすれば、首、腕、足…全身に日焼け止めを塗る手間が省けるんです。はい、年々ズボラになって、恋までズボラになっていく四十路、古山エリーです。今宵もたわごとお付き合いくださいませ。

夏らしいことを何ひとつしないまま8月が終わってしまいそうななか、唯一の楽しみは、街が静かになりかけた頃に1杯だけお酒を飲みに行くこと(文字にするとなかなか切ない…)。そのバーを訪れるのは3度目だったと思うんですが、その日、お隣にいたのは20代の男性2人。私の隣にいた男性が一生懸命にもひとつお隣の男性を口説いていて、目が合ったので「頑張って」と小さな声でささやくと、軽くウィンク&ガッツポーズ。そして、なんと! 2人一緒に帰って行きました。微笑ましいなぁ、羨ましいなぁと思いつつ、気づけばカウンターにひとり残され、哀愁100%です。「お前も頑張れよぉ」「何やってんだよぉ」と、自分に小さく喝を入れました。

いいなぁと思った相手を口説くときって、会った瞬間に何か強烈に感じるものがあるから口説く、この出会いを無駄にしたくないから口説くわけですが、最近はそんな“何か”を感じることもめっきり減り、どんどん鈍感になっていっているような…(“ような”じゃなくてなってるんだって、危険だって!)。そう言えば、恋愛映画を観て泣く頻度も少なくなっている気が…。と、鈍感女から脱出するためにもってこいなラブストーリー、観ました。ニコラス・スパークス原作の『きみがくれた物語』です。

『きみに読む物語』をはじめ、『メッセージ・イン・ア・ボトル』『親愛なるきみへ』『かけがえのない人』など、彼の恋愛小説は10作ほど映画化されていますが、私、そのすべてを観ております。そんなにいい恋愛映画を観ているのに、なぜに自分の恋愛はうまくいかないのか、踏んだり蹴ったりなのか…と思いますよ、思います。でも、今さらジタバタしても仕方ないので、せめて遠ざかっていく恋愛感情を取り戻すべく、ロマンチックな世界で潤いをチャージしようと思ったわけです(別名、現実逃避)。

物語は――第一印象はサイアクだったトラヴィス(ベンジャミン・ウォーカー)とギャビー(テリーサ・パーマー)が恋に落ち、結婚をして、そして“ある事件”によってトラヴィスは“ある選択”を迫られます。愛する人のことをどれだけ理解しているのか、愛しているからこそどういう選択をすればいいのか、愛の選択のお話です。

ニコラス・スパークスが綴る愛の物語には、もしかしたらこんな運命的な出会いがあるかもしれない、永遠の愛もあるかもしれないと信じさせてくれる力がある。枯れかけていた我が身、しっかり潤いました。この潤いがあるうちに、あるうちに…頑張れよ、自分! と、もう一度、喝! あ、水着を着る予定はないですが、夏→水着→むだ毛→「SATC」でお馴染みのブラジリアンワックスを思い出すという流れで、只今いいサロンがないか探し中です(いったい何の告白?)。今宵はここまで、また次回。
《text:Elie Furuyama》

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