カメレオン俳優ジェイク・ギレンホール、2017年は快進撃!

映画

毎年、映画界を賑わす作品に主演し、幅広い役柄を演じきるジェイク・ギレンホール。最新作となるのは、『ダラス・バイヤーズクラブ』『わたしに会うまでの1600キロ』のジャン=マルク・ヴァレ監督作『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』(原題:Demoliton)。来たる2017年は、そんなジェイクの主演作品が続々と公開される。

2015年公開の『ナイトクローラー』では、狂気の映像パパラッチを演じるため体重を12キロ落とし、痩せこけて目がくぼんだ不気味な姿を披露。一転、2016年公開の『サウスポー』では、6か月間ほぼ毎日トレーニングを続け徹底的に肉体を改造し、今度は体重を約13キロも増やし、ボクサーのフィジカルを体現したジェイク。

主演最新作となる本作『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』では、妻を亡くしたのに涙の一滴すら流せず、自らの感情とうまく向き合えない哀しみと虚しさを破壊行為によって昇華しようとする男を、繊細な演技で見事に表現する。監督を務めたジャン=マルク・ヴァレは、「ジェイクはこの役に全力投球していた。難しい上に実際にいろんなことを要求される役で、主人公デイヴィスの人生を含めて演じるには、微妙で繊細なバランスが必要だった。それを表現するために、彼はあらゆることをやってくれて。それを見られて、飛びきり最高だったね」と語り、彼の演技を絶賛している。

そして、2月18日(土)公開の本作を皮切りに、2017年のジェイクはかつてないハイペースでさまざまな作品に出演。“カメレオン俳優”であることを証明してみせている。

■賞レースで注目のサスペンス!『Nocturnal Animals』(原題/全米公開中)
コリン・ファース主演の初監督作『シングルマン』で華々しい映画界デビューを飾ったトム・フォード監督の最新作。原作はオースティン・ライトの1993年の小説「ミステリ原稿」。アート画廊のオーナーとして成功した女性(エイミー・アダムス)のもとに、20年前ぶりに元夫から小説原稿が届く。その原稿に書かれていたのは、あまりに衝撃的な内容だった。愛と残酷さ、復讐、救済などのキーワードを元にしたサスペンスは、「第73回ヴェネツィア国際映画祭」コンペティション部門で審査員大賞を受賞。トム・フォードがゴールデン・グローブ賞にノミネートされるなど、賞レースを席巻中だ。

■豪華キャストでSFに挑む!『LIFE』(原題/全米公開3月24日)
『デンジャラス・ラン』『チャイルド44 森に消えた子供たち』のダニエル・エスピノーサ監督の最新作。6人の宇宙飛行士が宇宙空間で人類初となる知的生命体との接触を果たすSF映画。宇宙船の中で起こる地球外生命体との闘い、そして人間同士の争いが描かれる。脚本を『デットプール』のレット・リース&ポール・ワーニックが担当し、共演にはライアン・レイノルズ、真田広之、レベッカ・ファーガソンら。

■ポール・ダノ初監督作に主演!『Wildlife』(原題) 
俳優として活躍するポール・ダノの初監督作品作であり、パートナーでもある女優のゾーイ・カザンと脚本を共同で執筆する注目作。リチャード・フォードの1990年に発売された同名小説が原作となり、1960年のモンタナを舞台に、両親の結婚生活が破綻していく様子を目の当たりにする16歳の少年にフォーカスを当てたドラマが展開される。ジェイクの妻役はキャリー・マリガンが務める。

■ポン・ジュノ×ブラピのNETFLIXドラマ!「Okja」(原題)
『グエムル 漢江の怪物』『スノーピアサー』の韓国を代表する監督ポン・ジュノの最新作。NETFLIXが制作を務め、共同制作者としてブラッド・ピットのプランBも参加。ストーリーの詳細はまだ明らかにされていないが、『グエムル 漢江の怪物』のようなモンスター映画で、巨大企業から追われる“Okja(オクジャ)”という生物を少女が危険を冒しながら守る姿が描かれる。ティルダ・スウィントン、リリー・コリンズ、ポール・ダノ、スティーヴン・ユァンほか出演、ジェイクは口ひげを生やした怪しげな男を演じるらしい。

宇宙空間から60年代のモンタナまで、あらゆる時と場所で熱演を見せるジェイク。まずは、“破壊行動”によって悲しみから立ち直ろうとする男、という現代の心象を映し出した本作に注目だ。

『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』は2017年2月18日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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