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【玄理BLOG】坂本欣弘監督『真白の恋』

どうも、半年ぶりの更新です。 いやもうこの際、半年ごとの更新です。

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どうも、半年ぶりの更新です。
いやもうこの際、半年ごとの更新です。

ぜひ観て頂きたい映画がありました。
同い年の監督、坂本 欣弘さんの『真白の恋』。
坂本さんとは去年富山での映画祭に審査員として参加したときに初めてお会いして。若干30歳で、オール富山ロケで、初長編作品を撮った、と。すごい。


富山県にはご縁があって毎年呼んで頂いてるのですが
いつも行くたびに“ここで映画撮ったら綺麗だろうなー。”と空気や景色や建物、果ては食べ物を見ても思ってたんです。
いいところなんですよ、富山…。


『真白の恋』は富山に住むすこし風変わりな女の子、真白が東京から来たカメラマンの男性につかの間の恋をする何日間かのお話です。

“風変わりな女の子”というのはその実、真白は軽度の知的障害を抱えています。でもそれは周りの人物のセリフからしかわかりません。それ程、軽度なんです。でも小さい頃真白の身に起きたある事件から、真白の両親や町の人は過度に彼女を心配し目の届く範囲に閉じ込めようとします。


個人的に親の役目って最終的には子どもを「自立」させることだしそれが愛情じゃないかなって特に最近思うんですけど
最後まで「保護」することだと思っているご両親もいますよね。でもきっとそれも愛情の一つだし難しいなって…。それぞれの家族の形があるから正解不正解はないと思います。


もしかしたら、セリフのいたるところに『障害者』という単語が出てくることに抵抗を感じる人もいるかもしれません。私たちは少なくとも障害者の目の前で障害者という単語を使わないし、それがマナーだと心のどこかで思っているから。でも、上映後のトークイベントで、(きっとそうなんじゃないかって思っていたけど)脚本家の北川亜矢子さんの弟さんも軽度の知的障害者であることを聞いてこのストーリーや登場人物に並々ならぬ思いとリアルがあることをちゃんと、深く感じました。


いろいろ書きましたがとにかく、真白が可愛いです。
衣装とか背景の雪景色にぴったり。
マフラーにニット帽に色白の女の子ってたまらない。
見終わる頃には真白が愛しくなってるはずです。


富山ではすでに一万人を動員しているんだとか。
わたしは渋谷のアップリンクに観に行きました。アップリンクでの上映はまだ続くそうで、これから全国でも順次公開されるようです。


では、また!
《text:Hyunri》

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