『バーフバリ 王の凱旋』 -(C) ARKA MEDIAWORKS PROPERTY, ALL RIGHTS RESERVED. 『バーフバリ 王の凱旋』という映画です。宣伝文句に「すべてを超えた! インド映画史上最大のスーパー・エピック・スペクタクル!」とあって、いやいや何が何でもそれは言いすぎでしょ? 盛りすぎでしょ? と、観てみたら──嘘じゃなかったです、もの凄い映画でした(疑ってすみません…)。
『バーフバリ 王の凱旋』 -(C) ARKA MEDIAWORKS PROPERTY, ALL RIGHTS RESERVED. 何が凄いかって、スケールの大きさとドラマチックさと、何よりも主人公のバーフバリのキャラクターです。強さも、優しさも、人望も何もかも破格で、めちゃくちゃ格好いい。男の中の男を見つけてしまった気がしました。演じているのはプラバースという俳優です。
『バーフバリ 王の凱旋』 -(C) ARKA MEDIAWORKS PROPERTY, ALL RIGHTS RESERVED. これまで観てきたヒーロー映画のなかで、私のNO.1はソー(クリス・ヘムズワース)なのですが、ソーを揺るがす格好良さがバーフバリにはあったんですね。そんなヒーローに出会ってしまうと、現実の世界の男性を見る目が…と不安になりつつ、実は最近「ちょっといいなぁ」という人が現れまして、その人とバーフバリを決して比べないようにしたいと思います(もはや現実と映画がごちゃまぜでキケン…)。というわけで、今年はここまで、また来年。みなさま良い年をお迎えくださいませ。(text:Elie Furuyama)