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松ケンの私服はダサい!? 松山ケンイチ、成海璃子、西島秀俊ら『神童』初日舞台挨拶

音楽を通して生まれる人と人の繋がりや温もりを描く、さそうあきら原作の同名漫画を映画化した『神童』。本作が、4月21日(土)に公開初日を迎え、主演の成海璃子と松山ケンイチ、西島秀俊、萩生田宏治監督による舞台挨拶がシネマライズにて行われた。

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写真左から萩生田宏治監督、成海璃子、松山ケンイチ、西島秀俊
写真左から萩生田宏治監督、成海璃子、松山ケンイチ、西島秀俊
  • 写真左から萩生田宏治監督、成海璃子、松山ケンイチ、西島秀俊
音楽を通して生まれる人と人の繋がりや温もりを描く、さそうあきら原作の同名漫画を映画化した『神童』。本作が、4月21日(土)に公開初日を迎え、主演の成海璃子と松山ケンイチ、西島秀俊、萩生田宏治監督による舞台挨拶がシネマライズにて行われた。

初主演となった本作で、“神童”こと天才ピアニスト・うた役を演じた成海さん。クランクイン1か月前から、昼も夜も練習を重ねて臨んだピアノの演奏シーンについて、「クライマックスにオーケストラと演奏するシーンがあるのですが、そのシーンの撮影に3日かかったんです。曲も難しかった。それがしんどかったですね。でも、撮り終えたときにすごく達成感もあったし、迫力のあるシーンになってよかったです」と満面の笑みを見せた。

一方、音楽大学を目指す浪人生・ワオを演じた松山さんは、うたとワオの間で育まれる関係について、「言葉でなく音楽・感覚で繋がっている、一心同体のような不思議な関係の2人です」と言う。成海さんとの共演についても「芝居の話はほとんどせず、感覚で繋がることができ、いい関係でこの役を演じることが出来ました。そういう関係というのは、実は普段の生活の中にもたくさんあるのではないかな、と思います」と、言葉では表現できない人との繋がりについて語った。

日本では珍しい、本格的なクラシック映画を手がけた萩生田監督。みずみずしい演技を見せる主演2人の第一印象はというと、「成海さんに初めて会ったとき、13歳であることは聞いていたのですが、とてもエレガントな女性という感じがしました。でも、喋ってみると少年的で、負けん気の強さを感じました。それで、少年っぽさでピアノに向かううたを見てみたくなりました」という。一方、松山さんについては、「たしかダサいチェックのシャツを着ていたんですよね。いつもおしゃれなのに、あの時だけはダサいチェックのシャツを着ていた。『どうして?』と聞くと、役どころに合わせて『浪人生のイメージで来ました』って。『面白い人なんだな』と思いました(笑)」と初対面のエピソードを語ってくれた。

最後に、幼い頃に別れたうたの父親役の西島さんは、映画を観終えた観客に向けて「『神童』は音楽映画ですが、人間ドラマでもあります。ご覧になって感動なさったと思いますが、そういう方は2回、3回と観ていただいて周りの方に『良かった』と伝えてください」と、メッセージを贈った。

恋人でもない、兄弟でもない。そんな2人が音楽を奏で、心通わせる、そして成長してゆく『神童』はシネマライズ、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》

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