世紀のデザイナーを熱演 オドレイ「知られざるシャネルの喜びや悲しみを伝えたい」
『アメリ』、『ロング・エンゲージメント』のオドレイ・トトゥ主演、世紀のファッションデザイナー、ココ・シャネルの若き日を描いた感動作『ココ・アヴァン・シャネル』。本作が完成し、4月6日(現地時間)、シャネルの生誕地であり映画が作られたフランスはパリのゴーモン・マリナン劇場にてワールド・プレミアが開催され、オドレイを始めとするキャスト・スタッフが出席した。
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フランス本国を始め、日本、ブラジル、ドイツ、メキシコなど各国のメディアが多数押し寄せ、鑑賞者は1,200人にも及ぶ中行われたこのプレミア上映。オドレイが劇場に到着し、車から降りると待ち受けていた多数の観客から大歓声が沸き起こり、オドレイはファンに握手や笑顔で手を振るなどファンサービスを行った。ほかにも、メガホンを取ったアンヌ・フォンテーヌ監督、ブノワ・ポールブールド、エマニュエル・ドゥボス、マリー・ジラン、アレッサンドロ・ニボラら実力派俳優陣が一堂に会し、イベントを華やかに彩った。
劇中ではココ・シャネルの生前の時代のファッションを見事に着こなすオドレイだが、この日も華奢な足を覗かせるフェミニンな白のワンピースに黒のレザージャケット姿で登場。自分自身が納得する題材を探す中で出会った本作について、「一生懸命演じた感動的な作品なので、この映画を好きになってもらえれば嬉しい。映画の中では、いままで知らなかったシャネルの生活や、彼女の喜びや悲しみなどを知ることができます」とコメントした。また、フランスでは4月22日より公開となるが、「どうなるのかとても楽しみにしています」と期待をのぞかせた。
映画を鑑賞した観客の反応も上々、現地のメディアもその出来映えを大絶賛。フランス公開を前に最高の盛り上がりを見せた『ココ・アヴァン・シャネル』。日本では9月、全国にて公開される。

