レビュー2008-11-14 16:26

飛行機&航空豆知識も満載! 矢口ワールド全開の『ハッピーフライト』で良い旅を!

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『ハッピーフライト』 -(C) 2008 FUJI TELEVISION, ALTAMIRA PICTURES, TOHO, DENTSU

『ハッピーフライト』 -(C) 2008 FUJI TELEVISION, ALTAMIRA PICTURES, TOHO, DENTSU

かなりの飛行機好きだという矢口史靖監督が“空のプロフェッショナルたちの活躍を描きたい!”という思いから作った映画が『ハッピーフライト』である。これまでにも『トップガン』のようなパイロットもの、『ターミナル』のようなヒューマンもの、戦争映画、パニック映画、アクション映画…など、飛行機や空港といった題材は数多くの映画で描かれてきた。だが今回、矢口監督がこだわったのはそれらとは異なる視点──飛行機に関わる大勢のスタッフたちの活躍だ。パイロットやキャビンアテンダントだけではない、整備士、グランドスタッフ、バードパトロールらプロの面々が描かれ、思わず「へぇ、そうだったのか!?」とうなずいてしまうような豆知識も多く盛り込まれている。ちなみに、2年間に100人以上の航空関係者に取材を行って脚本を完成させたのだとか。

『ハッピーフライト』 -(C) 2008 FUJI TELEVISION, ALTAMIRA PICTURES, TOHO, DENTSU

もちろん、『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』で確立してきた“矢口ワールド”も健在。副操縦士(コー・パイロット)役の田辺誠一、機長(キャプテン)役の時任三郎、キャビンアテンダント役の綾瀬はるかといった豪華キャストたちが随所で魅せるユーモア、物語が進むに連れてドラマティックになっていく人間関係、そして最後にはジワッと胸打つ感動が用意されている。また、実際にラインに出てフライトを行っているジャンボ機B747-400機内をはじめ羽田空港内、関西国際空港内で撮影していることもあり、まるで社会科見学をしているような、乗客として空の旅をしているような感覚を味わえるのも見どころと言えるだろう。

(text:Rie Shintani

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