オリジナル家具を手掛ける夢を持ちながら、いくつもの仕事を掛け持ちする自称・青年実業家マイクは夜になるとスター・ストリップダンサーとして、クラブ“エクスクイジット”のトップに君臨してきた。果たして彼は何を求めて踊るのか? 主演チャニング・テイタムの実体験を映画化した本作をシネマカフェでは大特集します。
甘いだけではない世界で彼らは何に直面し、どう未来や人生を選び取っていくのか? 男性ストリップの世界とその裏側を映し出した『マジック・マイク』。想像以上にエンターテイメント性に満ちたショウの魅力とは? そしてハリウッドに実在した『マジック・マイク』たちとは?
女性にひとときの夢と開放感を与えるダンサーたちの“素”の生活、舞台裏、その世界に足を踏み入れたきっかけって…?知られざる世界だけに興味は尽きないが、本作ではその答えを少しだけ垣間見ることができる。中でも、驚くのが彼らダンサーたちが見せるエンターテイメント性あふれるショウの数々だろう。アクロバティックなダンスを披露するマイク役のチャニング・テイタムを筆頭に、ときには工事現場の作業員風のコスプレをしたり、「バービー人形」のケンの姿で現れたり、ターザンになったりと彼らの舞台を見ていると、ストリップ・ダンサーたちの“プロ”としてのこだわりが感じられるはずだ。彼らの“ストリップ”に対する真剣な姿勢は昼間にスタジオを借りて、鏡の前でダンス・レッスンをするシーンからもみてとれる。本作の華麗なショーの振付けを担当したのは、ブリトニー・スピアーズやマドンナのワールドツアーの振付けも監修しているザ・ビート・フリークスのアリソン・フォーク。アリソンが「これはただのダンス映画じゃないわ。彼らをセクシーに見せ、ファンタジーを作り出す映画なの」と語っているように、ノリノリの音楽に乗せて披露する彼らのパフォーマンスの熱気は、スクリーンを超えて観客にも伝わってくる。
本作で主人公・マイクを演じるチャニング・テイタムは18~19歳にかけて8か月間ストリッパーとして仕事をしていた経験がある。ラジオから流れてきた男性レビューのオーディションを耳に挟んだテイタムは「“いいじゃないか!”と思った。しばらく楽しんでできる仕事のように思えたんだ」と話す。実は、テイタムのようにストリッパーの仕事を経験したことのあるスターたちはほかにもいる。スペインが生んだ名優、『ノー・カントリーの』ハビエル・バルデムもそのひとり。俳優として生きることを決心する前は、できるだけ沢山の仕事を経験してみようとストリッパーという仕事を選んだそう。ほかにブラッド・ピットも大学時代に所属していたダンスグループにてストリップ・ショーをしたことがあるそう。女性では、キャサリン・ゼタ・ジョーンズやレディ・ガガもストリッパーをしていた過去がある。テイタムを初めとする、ハリウッドのリアル『マジック・マイク』たちは見事に自分の夢を掴んだのだ。
INTERVIEW
チャニング・テイタム
本作の大ヒットにより、2012年のPeople誌が選ぶ“最もセクシーな男性No.1”に輝いたチャニング・テイタム。ハリウッドで成功した自身の“実話”を基にした本作に何を思うのか?
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発売・販売元:カルチュア・パブリッシャーズ
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レンタル開始日:12月20日(金)
価格:4,700円(税抜)
発売日:2014年1月24日(金)
価格:3,800円(税抜)
発売日:2014年1月24日(金)
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