動物がいっぱい、アニマル系おすすめ映画 vol.4 ジュリア・ロバーツからのおくりもの?『シャーロットのおくりもの』

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動物映画の中で、私がとびきり好きな作品は『ベイブ』。子ブタとアーサー・ホゲットとの種を超えた心の交流には、何度観ても涙が出てしまいます。物語も大好きですが、あのピンク色のベイブの姿と名演にも惚れ惚れ。そしてこの冬、あの『ベイブ』に匹敵する作品に出会いました。

それが、ダコタ・ファニング主演の『シャーロットのおくりもの』。11匹目に生まれたひ弱な子ブタのウィルバーと、彼を育てる少女ファーン、そしてウィルバーに惜しみない愛情を注ぐ蜘蛛のシャーロットが織り成す奇跡の物語です。この作品は、1952年にE.B.ホワイトによって書かれた同名児童文学が原作なので、子供の頃に読んだという人もいるでしょう。19ヶ国、実に4,500万人もの読者を魅了しているファンタジーの古典で、今も多くの子供、そして大人を惹きつけてやみません。そんなロング&ベスト・セラーの大きな一因となっているのは、子供だましではない真摯なテーマ。ハムやソーセージになってしまうかもしれないブタの悲しみ、それを助けようとする少女や蜘蛛の愛情、そして蜘蛛が体現する生の営みの中から、“生と死”を見つめているのです。こういったテーマを児童文学に盛り込んだのは、この作品が初めて。特に優しく、でもしっかりと命の尊さを伝えてくれる蜘蛛のシャーロットの姿は、涙なしには見られません。

実は、このシャーロット(の声)を演じているのが、出産後初めての映画出演となるジュリア・ロバーツ。溢れんばかりの母性をにじませるジュリアの声は、シャーロットにより大きな慈悲深さを与えたような気がします。

最近は親になったハリウッドスターたちが、自分の子供たちにも分かってもらえる仕事をしたいと、アニメーションの声優やファミリー向け映画への出演を決めることがひとつの傾向になってきました。本作だけでなく、アニメ作品『アントブリー』にも声の出演をしているのは、もしかするとそのせい?

ただ、すでに新作『Charlie Wilson's War(原題)』の撮影に入っているので、母となったジュリアの顔出し演技が観られるのも時間の問題。公開をお楽しみに!

《text:June Makiguchi》

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