役所「クセがあるけど、かわいがってほしい」“願掛けカエル”で初監督作のヒット祈願

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『ガマの油』完成プレミアにて(左から)澤屋敷純一、益岡徹、小林聡美、役所広司、瑛太、八千草薫、二階堂ふみ
  • 『ガマの油』完成プレミアにて(左から)澤屋敷純一、益岡徹、小林聡美、役所広司、瑛太、八千草薫、二階堂ふみ
  • 『ガマの油』 役所広司
  • 『ガマの油』 瑛太
  • こだわりの“指”の演技にもご注目
  • 厚い信頼と絆を感じさせる一家3人
  • どん底なときは、酒に頼るべし!?
  • あどけない表情で初演技をふり返る二階堂さん
  • 癒しは小動物をなでること?
俳優・役所広司が、約2年の構想期間を経て、初メガホンを取った家族の絆のドラマ『ガマの油』が6月6日(土)より公開される。これに先駆けて、5月25日(月)、本作の完成プレミア試写会が行われ、主演・監督の役所さんを筆頭に、瑛太、小林聡美、益岡徹、八千草薫、澤屋敷純一、二階堂ふみらキャスト陣が上映前の舞台挨拶に登壇した。

満席の会場から盛大な拍手を浴びた役所さんは「素晴らしいキャストとスタッフのおかげで、監督という素晴らしい体験をさせてもらいました」と感謝の挨拶。「俳優として参加してきたときよりもドキドキします。この作品に関わったみんなで産んだ子供のようなものなので、ちょっとクセがあって個性的ですが、一人でも多くの方にかわいがっていただきたいです」と親のような面持ちで想いを観客に託した。

役所さん演じる拓郎の妻と息子を演じた小林さんと瑛太さんは、監督としての役所さんについて「指の動きなど、普段怠りがちなところまで細かく指導していただき、おかげでそういうところもすごい綺麗にできてます」(小林さん)、「本当に丁寧に分かりやすく演出して下さって、いい空気の中でのびのびとやらせていただきました」(瑛太さん)と厚い信頼のコメント。お気に入りのシーンを尋ねると、瑛太さんは役所さんをおんぶするシーンを挙げ、「役所広司さんをおんぶ出来るなんてすごいと思うので(笑)、ぜひ観てほしいです。大好きなシーンです」と照れぎみに語った。

出来上がった作品について尋ねると、役所さんと旧知の仲の益岡さんは「昔、ガード下の焼き鳥屋で飲んでたときに、話してた家族や子供時代の話がオーバーラップして、いい映画だと思いました」としみじみ。大先輩の八千草さんからは、「一言で言うと優しくて温かい。とても悲しいことなのに、おかしくて、おかしいけど涙が出てくる。そういう、みんなが心に持っているものをかわいく感じました」との言葉が投げかけられた。

また、映画の「人生のどん底のときは笑う」というメッセージに因み、登壇陣全員に“どん底から這い上がる秘訣”を聞いてみたところ、役所さんは劇中の拓郎そのままに「どん底のときこそ笑う」。続いて、小林さんが「これがどん底ではないなと思うようにする」と語れば、益岡さんは「柔らかい毛の生えた小さな動物を触って自分を慰める」、八千草さんは「楽しく楽しくと自分に言い聞かせる」と各々の方法を伝授した。

そんな中、「アルコールに頼る」と断言するのは澤屋敷さん。撮影中のエピソードを尋ねても「役所さんが禁煙するとおっしゃってたのですが、3日後には吸っていました」と監督に突っ込みを入れるなど、初映画出演とは思えない奔放ぶりを見せた。

対照的に、二階堂さんは「落ち込んだときはいつも母のおかげで立ち直ります」と初々しいコメント。初映画の現場も「いつもロケ弁が2つ種類があってすごいなと思いました。役所監督とは、大笑いのシーンで全然笑えなかったので、2人でたくさん練習をして、自然と大笑いできるようになりました」とふり返り、観客から「かわいい」との声援を浴びていた。

最後に、本作の大ヒットを祈願して、役所さん、小林さん、瑛太さんの一家3人で願掛けダルマならぬ、願掛けガマ蛙への目入れも披露。そして、役所さんから「悲しみを突き抜けるような、元気の出る映画。黄泉の国で暮らしているご家族や大切な人たちのことを思い出せるきっかけになれば嬉しいです。そこに誰かの魂や気配を感じていただければと思います」とメッセージが贈られると、会場は温かい拍手に包まれた。

『ガマの油』は6月6日(土)より全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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