報知映画賞『沈まぬ太陽』に栄冠! 渡辺謙、瑛太、松たか子、岡田将生ら受賞

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『沈まぬ太陽』-(C) 2009 「沈まぬ太陽」製作委員会
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年の瀬も迫り、いよいよ、本年度の日本映画界の賞レースがスタート! 先陣を切って第34回報知映画賞の全9部門が発表され、山崎豊子の長編小説を映画化した『沈まぬ太陽』が作品賞を受賞し、本作の主演を務めた渡辺謙が主演男優賞に輝いた。渡辺さんの受賞は2006年の『明日の記憶』以来3年ぶり2度目。また、主演女優賞には『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』『K-20 怪人二十面相・伝』の松たか子。松さんは1997年に『東京日和』で新人賞、2004年『隠し剣 鬼の爪』で主演女優賞を受賞したのに続いての栄誉となった。

このほかの部門で目を引くのが、海外の映画祭でも大きな話題を呼んだ『ディア・ドクター』。西川美和監督が女性としては初の監督賞に輝いたのを始め、瑛太が助演男優賞(※本作以外に『余命1ヶ月の花嫁』『ガマの油』『なくもんか』)、八千草薫が助演女優賞(※本作以外に『ガマの油』『引き出しの中のラブレター』)と最多の3部門での受賞を果たした。

新人賞には、『ハルフウェイ』『ホノカアボーイ』『重力ピエロ』『僕の初恋をキミに捧ぐ』と立て続けに出演作が公開され、めざましい活躍を見せる岡田将生。また、『プライド』『愛のむきだし』『クヒオ大佐』で印象的な役柄を演じた満島ひかりにも同じく新人賞が贈られた。新人賞に2人の俳優が選ばれるのは10年ぶりのこと。

海外部門で作品賞に輝いたのはクリント・イーストウッド監督・主演の『グラン・トリノ』。そして6月に急逝した“キング・オブ・ポップ”マイケル・ジャクソンが予定していたロンドン公演のリハーサルの様子を綴り、短い期間での公開ながら爆発的なヒットを遂げた『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』に特別賞が贈られた。

昨年は『おくりびと』の独走状態だった日本国内の賞レース。だが、今年に関してはかなりの混戦が予想される。もちろん今回受賞した『沈まぬ太陽』『ディア・ドクター』などが今後の賞レースを引っ張っていくことになるだろうが、選から漏れたノミネート作品を見ても『風が強く吹いている』『空気人形』『サマーウォーズ』『誰も守ってくれない』など公開時から評価が高く、受賞作と遜色のない質の高い作品が並ぶ。主演男優賞でも浅野忠信(『劔岳 点の記』『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』)、大森南朋『ハゲタカ』『笑う警官』)、佐藤浩市(『誰も守ってくれない』)、堺雅人(『南極料理人』『クヒオ大佐』)など実力派俳優がズラリ。

この混戦の賞レースを制するのはどの作品か? 今後の展開が楽しみだ。

第34回報知映画賞 受賞一覧
作品賞 邦画部門『沈まぬ太陽』
監督賞:西川美和
主演男優賞:渡辺謙
主演女優賞:松たか子
助演男優賞:瑛太
助演女優賞:八千草薫
新人賞:岡田将生/満島ひかり
作品賞 海外部門『グラン・トリノ』
特別賞『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』
《text:cinemacafe.net》

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