波瑠、大後寿々花と本気で取っ組み合い!? 「あんなに感情的になったのは初めて」

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『女の子ものがたり』波瑠インタビューphoto:Yoshio Kumagai
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  • 『女の子ものがたり』波瑠インタビュー photo:Yoshio Kumagai
  • 性格はきみこと正反対? photo:Yoshio Kumagai
  • 完成した作品を観て『自分でも驚いた!』 photo:Yoshio Kumagai
「セブンティーン」の専属モデルとして活躍するほか、今年は『守護天使』、『山形スクリーム』といった映画の出演が続き、女優としても輝きを放つ波瑠(はる)。新作『女の子ものがたり』でも新しい一面を披露している。本作は「毎日かあさん」、「いけちゃんとぼく」などで知られる西原理恵子の自叙伝的漫画の映画化で、人生にちょっぴり迷いを感じている36歳の主人公・菜都美(深津絵里)が、過去の自分とその友だちを思い出し、前に進もうとする物語。波瑠は菜都美の高校時代の親友・きみこを演じている。

「監督は寿々花ちゃんを本気で叩いていいって言うんです」

「きいちゃん(きみこ)は女の子らしい女の子なんです。男の子と仲良くしたいと思ったり、早く大人になりたがったり、おませで好奇心の強い女の子。自分と全然性格が違うので演じるのは難しかったですね。『私が怒るときはこんな感じだけど、きいちゃんが怒るとどうなんだろう?』とか、『きみこならどう考える? きみこならどう行動する?』って、常にきみこの立場で考えていたので、必死でした」。実年齢に近い役どころではあるものの、自分ときみこのギャップを埋める作業は意外にも難しかったと明かす。そして、脚本から受け取った“きみこ像”に、現場から感じ取った“きみこ像”を足していくという役作りは、彼女に演じる面白さとやり甲斐をもたらし「忙しいとつい役への思いがおろそかになりがちだけれど、『ひとつひとつの役を大切にすることを忘れちゃいけない』って、この作品が気づかせてくれました」と語る。きみこ役は女優・波瑠を一歩前進させた。

女の子版『スタンド・バイ・ミー』と言える青春物語を目指したという本作は、なつみ、きみこ、みさの3人の友情を小学生と、高校生の、2つの時代を通して描いていく。恋に憧れ、不良に憧れ、大人の世界に憧れる高校時代のパートでは友達と過ごす楽しい瞬間だけではなく、本気で取っ組み合いの大喧嘩をするシーンも登場。中でも「お前の顔なんか見たくない! この街から出て行け! 帰ってくるな」と、きみこがなつみに言い放つシーンは、なつみが東京へ出て漫画家としての道をスタートさせるきっかけとなる重要なシーンだ。
「監督は(なつみ役の)寿々花ちゃんを本気で叩いていいって言うんです。でも、寿々花ちゃんは一番年下だし、そんなこと出来なくて…。本気で叩くことはできなかったけれど、胸元をつかんで、体を揺すって、自分が何をしているか分からないくらい感情的にはなりました。あんなに役に入り込んだのは初めて。前日のリハーサルから気持ちがグラグラして、とてもつらかった。本番の撮影が終わるまで寿々花ちゃんとも、みさ役の侑子ちゃんとも仲良くできなかったくらい。そのとき、この感情を覚えていなくちゃと思ったんですよね」。

「ぐうたらで仕事場もぐちゃぐちゃだけど、なんか可愛い」

18歳とは思えない大人びた容姿、落ち着きのある口調の彼女が感情的になるシーンは、ファンならずとも必見だ。しかし、一番驚いているのは自分自身なのだと静かにほほ笑む。
「完成した映画を見て驚いたんです。あんなに感情的になっている自分を見たことがなかったから(笑)」。そして、脚本を読んだときには理解できなかったこと──36歳の菜都美が十代の頃を懐かしむ感情が少し分かった気がすると続ける。「いまはまだ十代でふり返るものがそれほどないから“懐かしむ”という気持ちが分からなくて。でも、映画を観たときに深津さんの演じる菜都美がとても愛らしく見えたんです。ぐうたらで仕事場もぐちゃぐちゃだけど、なんか可愛いなって」。そう語るように『女の子ものがたり』には年齢に関係なく、女性が共感できる小さな気づきや幸せが詰まっている。

自分とは正反対の性格のきみこを演じることで、女優として大きく成長を見せた波瑠。彼女自身も知らなかったという驚きの一面をぜひスクリーンで確かめてほしい。



「シネマカフェsweet」『女の子ものがたり』特集
http://www.cinemacafe.net/sweet/onnanoko/

special interview
vol.1 波瑠
vol.2 高山侑子
vol.3 大後寿々花
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