【どちらを観る?】大人も泣ける日本発アニメ『サマーウォーズ』&『ホッタラケの島』

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『サマーウォーズ』 -(C) 2009 SUMMER WARS FILM PARTNERS
  • 『サマーウォーズ』 -(C) 2009 SUMMER WARS FILM PARTNERS
  • 『ホッタラケの島 〜遥と魔法の鏡〜』 -(C) フジテレビジョン/Production I.G/電通
  • 『ホッタラケの島』 -(C) 2009 フジテレビジョン/Production I.G/電通 綾瀬はるか
  • 『ホッタラケの島 〜遥と魔法の鏡〜』 -(C) フジテレビジョン/Production I.G/電通
  • 『ホッタラケの島 〜遥と魔法の鏡〜』 -(C) フジテレビジョン/Production I.G/電通
  • 『ホッタラケの島 〜遥と魔法の鏡〜』 -(C) フジテレビジョン/Production I.G/電通
  • 『ホッタラケの島 〜遥と魔法の鏡〜』 -(C) 2009 フジテレビジョン/Production I.G/電通
  • 『ホッタラケの島 〜遥と魔法の鏡〜』 -(C) 2009 フジテレビジョン/Production I.G/電通
普段アニメはあまり観ない…という人に、ぜひ観てほしいアニメーション映画がある。現在公開中の『サマーウォーズ』と8月22日(土)公開の『ホッタラケの島 〜遥と魔法の鏡〜』の2本だ。どちらも子供向けというよりはむしろ大人が楽しめるストーリーで、映像の美しさはもちろん、想像以上に泣けてしまうのがおすすめポイント。今夏は『ボルト』『モンスターVSエイリアン』といった洋画のアニメも話題になっているが、日本のアニメの凄さを『サマーウォーズ』『ホッタラケの島』は堂々と証明している。

『サマーウォーズ』は『時をかける少女』('06)で一躍注目を浴びた細田守監督の最新作。前作で筒井康隆の不朽の名作を大胆にアレンジしたのに対して、今回は大家族が力を合わせて“ある敵”と戦うという完全オリジナル・ストーリーになっている。だが、敵といっても主人公たちが戦うのは、仮想都市OZ(オズ)に出現したアバターの“ラブマシーン”。それは4億人以上のアカウント(仮想都市OZを利用できる権利のこと)を奪取し、あらゆるプログラムを麻痺させるOZ荒らしの犯人だ。

仮想都市? アバター? アカウント? など、コンピュータに疎い人にとっては何だか難しそうな映画に思えるかもしれないが、その辺は分かりやすい解説がストーリーに組み込まれているのでご安心を。基本は世界の崩壊を救うために立ち上がった、室町時代から続く戦国一家の絆を描いたヒューマン・ドラマ。家族の絆がひとつになっていくクライマックスはジーンと心打たれる。日本の古き良き原風景、日本家屋の趣深さといった“和”の映像も見どころだ。

『ホッタラケの島』『サマーウォーズ』同様にオリジナル・ストーリーだ。手がけるのは『キル・ビル Vol.1』や『イノセンス』といった劇場映画でもおなじみのプロダクションI.G。タイトルのホッタラケの島というのは、人間がほったらかした“いらないもの”をこっそりと持ち去って作られた世界のことで、主人公の遥が神社で偶然、きつねを目撃することから物語は始まる。きつねだと思っていたのは実はホッタラケの島の住人・テオで、遥は彼と一緒に母親の形見の手鏡を探す旅に出るのだが──。ウサギを追いかけて不思議の国に迷い込んだアリスのように、現実とファンタジーの世界が描かれる本作。見たことのないホッタラケの島の映像も驚きに満ちているが、それ以上に3D-CGで描かれるキャラクターたちの温かみある質感は初体験もの! そして、遥とテオの友情、ほったらかしてしまっていた過去の想い出が教えてくれるのは、やはり人との絆。自分の過去と重ね合わせることで、より一層感動は深まるはず。

2作とも最先端テクノロジーを駆使して描かれるアニメーションだが、伝えたいのは昔から変わることのない人と人との絆。あなたがこの夏、涙したいのはどっち?

《text:Rie Shintani》

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