高倉健「不思議な映画のスタートとなった」 異例の刑務所での挨拶&映画上映に涙

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『あなたへ』高倉健、富山刑務所へ表敬訪問
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  • 『あなたへ』公開記念舞台挨拶にて
名優・高倉健が、6年ぶりの主演映画として降旗康男監督と20作目のタッグを組んだ『あなたへ』が8月25日(土)、公開初日を迎え、翌日の26日(日)に高倉さんは映画の撮影に使用された富山刑務所に表敬訪問。刑務官と受刑者に向けて挨拶を行い、異例の試みである刑務所内での本作の上映を実施した。

高倉さん演じる倉島英二の勤め先という設定で撮影が行われた同刑務所。興行中の映画を刑務所で上映するのは極めて異例で、映画配給元の東宝としても同刑務所としても初の試みであったが、高倉さんは撮影協力の感謝の気持ちを伝えるために訪問を決意。講堂に集まった約350名の受刑者に対して「昨年、富山刑務所には大変お世話になりました。これから観ていただく映画『あなたへ』は、人を想うことの大切さ、そして想うということは切なさにつながる(ということを描いています。)1日も早く、あなたの大切な人のところへ帰ってあげてください」と挨拶した。

さらに、「自分は日本で1番多くみなさんのようなユニフォーム(舎房衣)を着た俳優です」と場を和ませる一幕もある中で、「なぜだか涙が出ました。不思議な映画のスタートとなりました」と感慨深い様子を見せた。

その後、富山県内の劇場にて共演の田中裕子と降旗監督も合流し、計4回1,000人の観客に向けて、感謝の舞台挨拶を行った。映画のロケ地でもあり、物語のスタート地点でもある同地は魚がおいしい地としても知られるが、「実は魚がダメなので、おいしい肉とイタリアンを見つけて行っていました」と告白する高倉さん。「富山に来たことがなかったのですが、お世辞ではなく良い街でいた。またこの地で撮影できることを祈っています」と語った。一方、「富山のおいしいお魚とお酒を食べて撮影した成果がこの映画です」とご当地の味を満喫した様子の降旗監督。「山と海と街がひとつの画面に入る、とても“映画的な”街でした」と思い思いに感謝の言葉を口にすると、客席から温かい拍手が沸き起こった。

土曜日の観客動員は50代以上の観客を中心に10万人を突破し、今後250万人以上の動員を見込める好スタート。『あなたへ』は全国東宝系にて公開中。
《text:cinemacafe.net》

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