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地面を突き破る豆の木がニョキ! ギネス認定の芸術家のトリックアート完成

映画『ジャックと天空の巨人』の公開に合わせて、ギネスにも認定されている3Dトリックアートの第一人者であるジョー・ヒルが来日し、日テレのゼロスタ広場に巨大な豆の木の3Dトリックアートを完成させた。

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『ジャックと天空の巨人』トリックアート
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  • 『ジャックと天空の巨人』トリックアート
  • 『ジャックと天空の巨人』トリックアート(ジョー・ヒル)
  • 『ジャックと天空の巨人』 -(C) 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
  • 『ジャックと天空の巨人』 -(C) 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
  • 『ジャックと天空の巨人』 -(C) 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
  • 『ジャックと天空の巨人』 -(C) 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
映画『ジャックと天空の巨人』の公開に合わせて、ギネスにも認定されている3Dトリックアートの第一人者であるジョー・ヒルが来日し、日テレのゼロスタ広場に巨大な豆の木の3Dトリックアートを完成させた。

『ユージュアル・サスペクツ』、『X-MEN』シリーズのブライアン・シンガーが「ジャックと豆の木」の童話を基に、巨人たちが救う展開の扉を開けてしまった青年・ジャックの大冒険を描いた本作。この作品の世界観に沿ってヒルは、広場の地下にある世界から1万メートルもの巨大な豆の木が伸びてきて、地面を突き破ったという絵を描いた。

パッと見では単なる地面に描かれた巨大な絵にしか見えないが、不思議なことにヒルが示した場所から写真を撮影してみると、本当に地面の底から豆の蔓が飛び出してきているように見える。道行く人々は蔓によじ登ったり落ちそうになったり、はたまた割れ目から下界をのぞき込んだりと思い思いのポーズを取って記念撮影を行なっていた。

当初、映画を配給するワーナー・ブラザースからこの話を持ちかけられたとき「3Dトリックアートとして、地面からせり出してくる豆の木というのは完璧な題材だと思った」と語るヒル。リアルとファンタジーをつなぐ架け橋でもあり、ワクワクしました」と明かす。

「これまで9年にわたって研さんを積んできた」と言うが「参加型のアートである点がトリックアートの魅力です。みんなが『中に入りたい』と思うような作品を作りたい。どこに人が立つのかをイメージして作ることが最も大切ですが、その一方で必ずこっちが思いもよらない参加の仕方をする観客もいます。そうしたインタラクティブ(相互的)なやり取りが楽しいんです」と語る。


ちなみに9年前と言えば、まだまだ『アバタ―』以前であり、まだまだ映画界では3Dが話題にすら上っていない頃である。9年を経て本作を含め映画の世界でこれだけ3Dが当たり前になってきた現状を3Dアーティストとしてはどのように見ているのだろうか? そう尋ねると「僕自身、3Dの映画は大好きなんです」と人懐っこい笑顔を浮かべ、さらに続ける。「見る人を引き込んで“参加させる”という点ではどちららも同じアートだけど、技術的には実は正反対なんです。レイヤー(層)を重ねて3Dとして厚みを表現するのが映画の3Dだけど、僕の方は道路という実際に3Dで存在する場所に2Dのイメージを描いて3Dに見せかけるというもの。そういった違いも含めて面白いなと思ってます」。

3か月にわたってニューヨークのタイムズスクエアに展示されたものなど世界各地で大小様々なアートを展開し、ギネスにも認定されたヒルだが、今後、描いてみたい作品については「カフェやそこに集うミュージシャンとかいくつもの要素が描かれた空間を描きたいね。映画が大好きだから、そこから得たモチーフで作品を描けたら面白いなと思います。あとは巨大な隕石も描いてみたいな。地面を削りながら突き刺さる隕石。いつかやってみたいね」とイタズラっぽい笑みを浮かべて明かしてくれた。

『ジャックと天空の巨人』は3月22日(金)より丸の内ルーブルほかにて公開。3Dトリックアートは17日(日)まで11:00~19:00のスケジュールで日本テレビのゼロスタ広場(東京・汐留)にて展示予定。
《シネマカフェ編集部》

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