半沢直樹に“倍返し”宣言? 骨太エンタメ『人類資金』

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『人類資金』完成記者会見/阪本順治監督&森山未來さん&佐藤浩市さん&仲代達矢さん&福井晴敏さん
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旧日本軍の秘密基金と言われる“M資金”を題材にした骨太エンターテインメント作品『人類資金』がこのほど完成し、8月27日(火)に都内で主演の佐藤浩市、森山未來、仲代達矢、原作者の福井晴敏氏と阪本順治監督が記者会見に臨んだ。

主人公は金融ブローカーからM資金詐欺を繰り返して生きる男・真舟雄一(佐藤さん)。そんな彼の前に、“M”と名乗る謎の男とその腹心・石優樹(森山さん)が現れ、「10兆円あるM資金を一緒に盗み出して欲しい。報酬は50億円」と話を持ちかける…。

福井氏と阪本監督のタッグは『亡国のイージス』('05)以来。阪本監督は、M資金という“禁断”の題材に30年以上魅了されていたと言い「人類はあっても、資金がなくて(笑)。『不毛地帯』、『華麗なる一族』といった日本のダークサイドを描くオールスター映画は、いまの時代に実現しにくいが、このタイミングで作ることが良かった」と感激しきり。

一方、福井氏も「日本は社会派作品があまりに無さすぎる。この手のタイプの映画は、いまの観客が好まないんじゃないかという意識が、興行側にも作り手側にもある」と分析し、「よく今日という日を迎えられたと思うほど、成立させるのが難しい企画だった」とふり返る。それでも「いま『半沢直樹』が大きな話題になり、経済を扱った作品にとってはいい風が吹いている。(『半沢直樹』の原作者)池井戸潤氏とは、江戸川乱歩賞を一緒に受賞した同期の仲なので、この映画で“倍返し”できれば」と本作への注目度アップに期待を寄せていた。

国内はもとより、世界各地でロケを行った壮大なスケール感も見どころの本作。佐藤さんはロシア・ハバロフスクでの撮影を「現地の皆さんがとても協力的で、かつ貪欲に我々の撮影技術を吸収しようとしていた。語弊があるかもしれませんが、やっぱり寒い国の人たちは、勤勉ですね」と述懐。邦画史上初となるニューヨーク・国連本部での撮影に臨んだ森山さんは「国連の壇上で、自分のつたない英語がどこまでメッセージとして伝わるのか不安もあった」と明かした。

また、物語の鍵を握る企業代表を演じた仲代さんは「今年亡くなった三國(連太郎)さんとは、昔よくこういう社会派の政治腐敗をたたく映画でご一緒したもの」と隣に座る三國さんの息子・佐藤さんに目をやりながら、しみじみコメント。「社会派のエンターテインメント作品に仕上がっている」と本作に太鼓判を押していた。

『人類資金』は10月19日(土)より全国ロードショー。
《text:cinemacafe.net》

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