※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

【シネマVOYAGE】圧倒的臨場感! 3Dで体感する贅沢な旅…『ネイチャー』

技術の進歩によって世界中どの国にも旅行できるようになった現代。たとえ自分で計画を立てなくてもツアーに参加すれば気軽にどこにだって行けてしまう、とてもいい時代…

最新ニュース コラム
注目記事
『ネイチャー』-(C)BBC Earth Productions (Africa) Limited and Reliance Prodco EK LLC 2014
『ネイチャー』-(C)BBC Earth Productions (Africa) Limited and Reliance Prodco EK LLC 2014
  • 『ネイチャー』-(C)BBC Earth Productions (Africa) Limited and Reliance Prodco EK LLC 2014
  • 『ネイチャー』-(C)BBC Earth Productions (Africa) Limited and Reliance Prodco EK LLC 2014
  • 『ネイチャー』-(C)BBC Earth Productions (Africa) Limited and Reliance Prodco EK LLC 2014
  • 『ネイチャー』-(C)BBC Earth Productions (Africa) Limited and Reliance Prodco EK LLC 2014
  • 『ネイチャー』-(C)BBC Earth Productions (Africa) Limited and Reliance Prodco EK LLC 2014
  • 『ネイチャー』-(C)BBC Earth Productions (Africa) Limited and Reliance Prodco EK LLC 2014
  • 『ネイチャー』-(C)BBC Earth Productions (Africa) Limited and Reliance Prodco EK LLC 2014
  • 『ネイチャー』-(C)BBC Earth Productions (Africa) Limited and Reliance Prodco EK LLC 2014
技術の進歩によって世界中どの国にも旅行できるようになった現代。たとえ自分で計画を立てなくてもツアーに参加すれば気軽にどこにだって行けてしまう、とてもいい時代。けれど、行けるのは開発された街や世界遺産のような観光名所であって、本当の意味での大自然に足を踏み入れることはなかなか難しい。砂漠、ジャングル、海…そこに美しい絶景が広がっていたとしても、絶景であるほどに個人で行くには危険すぎる、それが大自然。

そんな大自然を実際に旅しているような素敵な体験をさせてくれるのが、『ディープ・ブルー』『アース』『ライフ いのちをつなぐ物語』などBBC EARTHが作ってきたドキュメンタリー。そこには想像を絶する美しさと感動があり、私たちはそれをスクリーン越しに観ることができる。それも技術の進歩のたまものだ。

しかも、新作『ネイチャー』ではこれまでにない試みとして、なんと3Dで撮影。最近では『ゼロ・グラビティ』の3D映像が話題となり、まるで本当に宇宙を浮遊しているような感覚を私たちはスクリーンで味わった。そして、今度は『ネイチャー』の3Dで見たことのない自然を目することになる。

それは、アフリカ大陸にひろがる大自然の王国──熱帯雨林に生きるマウンテンゴリラ、火山湖に生きるコフラミンゴ、世界最古のナミブ砂漠に生きるカメレオンやシャベルカナヘビ、サバンナに生きるアフリカゾウ、紅海の海中に生きる珊瑚礁やアオウミガメ、赤道直下なのに雪が降るエチオピアのシミエン山地に生きるケラダヒヒ、ナイル川やグルメティ川に生きるナイルワニなどの生態。

それらを大自然とともに映し出しているのだけれど、3Dで撮影していることによって、映画館にいながらあたかもその場にいるような圧倒的臨場感を体験できる! 具体的には、凶暴と言われるマウンテンゴリラは実はとても優しい瞳であることを知るとか、体長7mもあるナイルワニがヌーを食べる瞬間のハンティングの様子を目撃できるとか、火山噴火するマグマが頭上に降ってくるような感覚を体験できるとか…驚くべき映像が次から次へと映し出され、もう感動の連続! 世界はとてつもなく広い、想像以上に広い、と思い知らされるだろう。

撮影クルーが要した撮影日数は573日。その中の選りすぐりの数日を約1時間半にまとめて見ることができるなんて! 普通の人間はおそらく一生かかってもそのすべてを実際に見ることは難しい、そんな地球上の大自然を一度に見られるなんて! やはりこの1時間半の旅はとてつもなく贅沢な旅だ。
《text:Rie Shintani》

関連記事

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top