【予告編】俳優・三上博史も「覗き見の感覚」…堕ちていく快楽『毛皮のヴィーナス』

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『毛皮のヴィーナス』 (C)2013 R.P PRODUCTIONS - MONOLITH FILMS
  • 『毛皮のヴィーナス』 (C)2013 R.P PRODUCTIONS - MONOLITH FILMS
  • 日本版予告編のナレーションを務めた俳優・三上博史/『毛皮のヴィーナス』 (C)2013 R.P PRODUCTIONS - MONOLITH FILMS
『戦場のピアニスト』『おとなのけんか』など、数々の作品で世界の映画ファンを魅了し続けるロマン・ポランスキー監督。彼の最新作『毛皮のヴィーナス』から、俳優・三上博史がナレーションを務めた日本版予告編がついに解禁となった。

オーディションに遅刻してきた無名の女優ワンダ(エマニュエル・セニエ)と、自信家で傲慢な演出家のトマ(マチュー・アマルリック)。当初、知性の欠片もないと思われたワンダは、演技を始めると役を深く理解しており、セリフも完璧。彼女を見下していたトマを惹きつけ、次第に2人の立場は逆転。2人だけのオーディションはやがて熱を帯び、トマは役を超えて、ワンダに支配されていく…。

本作は、作家・マゾッホによる自伝的長編小説「毛皮を着たヴィーナス」に着想を得た戯曲を映画化。今回、本作の世界へ誘うナビゲーターとして、映画、舞台、ドラマと幅広く活躍し、時には性別を超えた役柄にも挑戦する演技派俳優・三上さんに白羽の矢が立った。



ポランスキー作品はほぼ鑑賞しているという三上さんは、「密室の中での、濃密な2人のやりとり。刻々と変化する、2人の関係、役どころ。責める喜び、責められる快感が交差する、その高揚感。一役者として、ワクワクしながら覗き見の感覚でした」と、率直にその衝撃を語る。

そして、「20代のときに、パリのレストランで真後ろの席に彼が座っていたのに遭遇したときは震えました」と、過去にポランスキーとの偶然の出会いがあったエピソードも明かした。

また、劇中で快楽に堕ちていく演出家に対して共感を持ったそうで、「演じていると思わぬフィット感に出遭ったりもします。自己の深くで眠っていた潜在意識(sense)が目を覚ます、発芽する、とでもいうのでしょうか? それが演じることの快楽というか、快感かもしれません。特に、ボクのような凡庸な人間には“だから役者はやめられない!”のです」と、役者の視点で語ってくれた。

マチュー・アマルリックが演じた演出家・トマ役についても「とても、やりがいのある役だと思います。これまでのスキルと、まだ残っているはずのピュアな資質を信じて、演じてみたいですねぇ」と、強い刺激を受けたそう。

ナレーション収録では細部にまでこだわり、納得がいくまでテイクを重ね、最後には「面白かった」と会心の笑みを浮かべた、三上さんも渾身の予告編。ぜひ、その妖艶な世界をひと足早くチェックしてみて!

『毛皮のヴィーナス』は12月20日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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