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佐々木希、長回し撮影で「目が泳ぐ」 先輩・永作博美のアドバイスに感謝!

永作博美と佐々木希をメインキャストに迎え、アジアの名匠エドワード・ヤンの後継者とも目される台湾出身の女性監督・姜秀瓊(チアン・ショウチョン)がメガホンを握った映画『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』。

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佐々木希&永作博美/『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』完成披露舞台挨拶
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永作博美と佐々木希をメインキャストに迎え、アジアの名匠エドワード・ヤンの後継者とも目される台湾出身の女性監督・姜秀瓊(チアン・ショウチョン)がメガホンを握った映画『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』。完成披露舞台挨拶が1月29日(木)に都内で行われ、永作さん、佐々木さん、姜監督に加え、桜田ひより、保田盛凱清らキャスト陣が登壇した。

故郷である奥能登のさいはての海辺に帰り、焙煎珈琲店を開いた岬(永作博美)と、この地に住むシングルマザーの絵里子(佐々木希)。生き方も価値観も全く異なる2人が出会い、やがてそれぞれが本当の自分、そして大切なものに気づいていく姿を丁寧に描き出す。

満席の会場の中、劇中さながらの衣装をまとって登場した永作さんは、「今日は本当に寒い日でしたが、こんなにお客さんが来てくれて、本当に嬉しく思っております。とても静かで優しい、そしてなぜかちょっぴり切なくもなる映画ができたなと思います。みなさんに気に入って頂けたら幸いです」と挨拶。

佐々木さんは「初めてのシングルマザー役で不安でしたが、この日を迎えられて本当に嬉しく思います。弱さを隠すために強がるというトゲのある母親でしたので、とても繊細な表現が必要だったと思うのですが、そういう時に監督や永作さんがアドバイスをくれて何とか乗り切れました。みなさんの感想が気になります(笑)」とハニカミながら語った。

台湾から来日したチアン監督は「日本人の俳優、撮影スタッフは、プロフェッショナルだと聞いておりましたが、実際は期待以上でした。永作さんは真摯でオープンな気持ちで、私みたいな海外の監督に接してくれました。佐々木さんは、グッドタイミングで出会ったと思います、これから実力派の女優になる方だと思いますが、この映画でも、ものすごく努力をされていたと思います。素直なところ、ひたすら頑張るところは役に重なるところがあって。みなさん、真心をもって接していけたので、本当の家族のように過ごすことができました」と日本の最果ての地・能登半島の珠洲市での撮影についてふり返った。

そんな監督の演技指導について話が及ぶと、「あまりカットを割らないで、撮っていく手法が、日本の静かな空気をきちんと形にしてくれたと思います。私にとっても非常にありがたい作品です」と永作さん。一方、佐々木さんは「長回しの手法は、なかなか体験したことがなくて、結構目が泳ぐぐらい戸惑っていたのですが、永作さんが魔法の言葉をかけてくれて、自分の思う事をやっていいんだとふっきれて、力をくださってありがたいなと思いました」先輩への感謝の言葉を口にした。

舞台上に設置されていた焙煎機(170kg、約250万円)に話が及ぶと、「本当に欲しいです、ただ、こんな大きいものは家族がびっくりしてしまうと思うので…でも本当に愛おしい! 淹れる機会があったら是非みなさんに飲んでもらいたいですね」(永作さん)。その腕前に太鼓判を押して「永作さんは本当にこの焙煎機をマスターしてました! 撮影じゃない日もスタッフにも振る舞ってましたし。撮影の時も朝から外までいい香りが漂ってる中現場に向かうのが本当に幸せでした」(佐々木さん)。

最後にフォトセッションでは、永作の「ただいま」の呼びかけに観客が「おかえりー!」と返し、本作のオリジナル特製マグカップで乾杯し、この日のイベント幕を閉じた。

映画『さいはてにて ~やさしい香りと待ちながら~』は2月28日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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