菅田将暉、主演男優賞に「気が引き締まります」キネ旬ベスト・テン発表

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毎年恒例となった「2017年 第91回キネマ旬報ベスト・テン」が発表。個人賞では『彼女がその名を知らない鳥たち』の蒼井優が主演女優賞、『あゝ、荒野』『火花』などで主演を務めた菅田将暉が主演男優賞に選ばれ、日本映画ベスト・テン1位の『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』の石橋静河、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『鋼の錬金術師』と主演作が続いた山田涼介がそれぞれ新人女優賞・男優賞を受賞した。

1919(大正8)年に創刊され、“世界一の歴史を持つ”映画雑誌「キネマ旬報」による「キネマ旬報ベスト・テン」。今回で91回目を迎え、あの米アカデミー賞(2018年で第90回)を超える由緒ある映画賞としても知られる。

日本映画第1位(作品賞)には石井裕也監督の『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』、外国映画第1位(作品賞)にはケン・ローチ監督のカンヌ・パルムドール(最高賞)受賞作『わたしは、ダニエル・ブレイク』が選出。

(C) 2017「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」製作委員会『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(C) 2017「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」製作委員会
『わたしは、ダニエル・ブレイク』 (C)Sixteen Tyne Limited, Why Not Productions, Wild Bunch, Les Films du Fleuve,British Broadcasting Corporation, France 2 Cinema and TheBritish Film Institute 2016『わたしは、ダニエル・ブレイク』 (C)Sixteen Tyne Limited, Why Not Productions, Wild Bunch, Les Films du Fleuve,British Broadcasting Corporation, France 2 Cinema and TheBritish Film Institute 2016

また、個人賞・主演男優賞の菅田さんは初の受賞となり、日本映画ベスト・テン3位に入った『あゝ、荒野』ヤン・イクチュンが助演男優賞でW受賞。ヤン・イクチュンは2010年度(第84回)の『息もできない』(外国語映画作品賞)以来の受賞で、外国人俳優の個人賞受賞は1993年度(第67回)『月はどっちに出ている』のルビー・モレノ以来となった。助演女優賞は『幼な子われらに生まれ』の田中麗奈が獲得した。

蒼井優&菅田将暉から喜びのコメント到着


2006年度(第80回)『フラガール』『ハチミツとクローバー』など3作品で助演女優賞を受賞して以来の受賞となった蒼井さんは、「今回の受賞を、私の周りの方々がとても喜んでくれて、ああ、多くの人にお世話になっていただけた賞なんだなと、改めて思いました。ありがとうございました」と真摯にコメント。

『彼女がその名を知らない鳥たち』 (C)2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会『彼女がその名を知らない鳥たち』 (C)2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2017年大活躍をみせた菅田さんは、「真ん中に立つことがひとつの目標だったので、こんな大きな賞をいただいたことに対して、気が引き締まります。これからもワンカットワンカット、真摯にやっていきます」と気持ちを新たに喜びを語った。

『あゝ、荒野』(C) 2017『あゝ、荒野』フィルムパートナース『あゝ、荒野』(C) 2017『あゝ、荒野』フィルムパートナース"

■受賞結果


【個人賞】
日本映画監督賞 大林宣彦『花筐/HANAGATAMI』
日本映画脚本賞 石井裕也『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』
外国映画監督賞 ケン・ローチ『わたしは、ダニエル・ブレイク』
主演女優賞 蒼井優『彼女がその名を知らない鳥たち』
主演男優賞 菅田将暉『あゝ、荒野』『火花』『帝一の國』『キセキ-あの日のソビト-』
助演女優賞 田中麗奈『幼な子われらに生まれ』
助演男優賞 ヤン・イクチュン『あゝ、荒野』
新人女優賞 石橋静河『映画夜空はいつでも最高密度の青色だ』『PARKSパークス』『密使と番人』
新人男優賞 山田涼介『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『鋼の錬金術師』

【2017年 第91回日本映画ベスト・テン】
1位 『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』
2位 『花筐/HANAGATAMI』
3位 『あゝ、荒野』
4位 『幼な子われらに生まれ』
5位 『散歩する侵略者』
6位 『バンコクナイツ』
7位 『彼女の人生は間違いじゃない』
8位 『三度目の殺人』
9位 『彼女がその名を知らない鳥たち』
10位 『彼らが本気で編むときは、』
(次点:『ビジランテ』)

【2017年 第91回外国映画ベスト・テン】
1位 『わたしは、ダニエル・ブレイク』
2位 『パターソン』
3位 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
4位 『ダンケルク』
5位 『立ち去った女』
6位 『沈黙-サイレンス-』
7位 『希望のかなた』
8位 『ドリーム』
9位 『ムーンライト』
10位 『ラ・ラ・ランド』
(次点:『残像』)

【2017年第91回文化映画ベスト・テン】
1位 『人生フルーツ』
2位 『標的の島風(かじ)かたか』
3位 『やさしくなあに~奈緒ちゃんと家族の35年~』
4位 『ウォーナーの謎のリスト』
5位 『谺雄二ハンセン病とともに生きる熊笹の尾根の生涯』
6位 『沈黙―立ち上がる慰安婦』
7位 『米軍(アメリカ)が最も恐れた男その名は、カメジロー』
8位 『笑う101歳×2 笹本恒子 むのたけじ』
9位 『まなぶ通信制中学60年の空白を越えて』
10位 『廻り神楽(かぐら)』
(次点:『桜の樹の下』)


なお、「2017年 第91回キネマ旬報ベスト・テン第1位映画鑑賞会と表彰式」は2月12日(月・祝)に開催される。
《text:cinemacafe.net》

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