突然海外旅行に出かけた双子の弟・喜一(市原隼人)の代わりに、性格も学力も正反対の基一(市原隼人)はゼミへの出席を引き受けた。ところがある日、不登校の女子学生・穂瑞(谷村美月)をゼミへ参加させるようにと担当の教授から頼まれる。納得のいかない基一だったが、弟のためにと割り切り、彼女の自宅まで行くことに。だが、 会って話をしているうちに、彼女の不思議なパワーに引き込まれ、基一は思わず「宇宙をつくることはできるのか?」という疑問を穂瑞にぶつけてしまう。そして翌日、不登校だった彼女がゼミに現れ、同じチームになった穂瑞と基一は、彼女にぶつけた疑問を立証する羽目に――。機本伸司による同名SF小説を三池崇史が映画化。
三池崇史