ウィノナ・ライダーが、新作アクション・スリラー『Homefront』(原題)で元暴走族を演じることが決定した。ゲイリー・フレダーがメガホンを取る同作は、シルヴェスター・スタローンが脚本を務めており、主演のジェイソン・ステイサムやジェームズ・フランコらの出演が既に決まっている。ウィノナはジェームズ扮する悪役のドラッグディーラーに加担する元暴走族役を演じ、期待の新人子役イザベラ・ヴィドヴィッチが主人公の娘役・キットを演じるという。同作はチャック・ローガンの小説を原作に、静かな町を求めて家族と共に引っ越してきた元麻薬取締局員フィル・ブローカー(ジェイソン・ステイサム)が、実は暴力と麻薬取引の巣くつとなっているその町で、ジェームズ扮するゲイターという有力者と対峙していく姿を描く。クランクインは9月24日(現地時間)よりニューオリンズで予定されており、ケヴィン・キング・テンプルトンやレネ・ベッソンらを含むスタローンの主演作『エクスペンダブルズ』と同じチームが製作を手がける予定。本作の撮影の前には、アンソニー・ブルーノ著「氷の処刑人」を映画化した作品でクリス・エヴァンスやマイケル・シャノンらと共演した『The Iceman』(原題)の撮影を終えたばかりのウィノナだが、今後はティム・バートン監督の最新アニメーション映画『フランケンウィニー』への出演も予定されている。