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榮倉奈々、瑛太からのプレゼント&感動の手紙に涙「観てもらいたい、その気持ちだけ」

若年性乳がんと闘いながら、自らの姿と言葉を遺して、命の大切さと乳がん検診の大切さを伝えた長島千恵さんと、彼女を支えた人々の実話を映画化した『余命1ヶ月の花嫁』。早くから大きな反響を呼んでいた本作が、5月9日(土)に公開初日を迎え、廣木隆一監督はじめ、主演の恋人を演じた榮倉奈々と瑛太、柄本明、安田美沙子、そして主題歌を手がけたJUJUが上映終了後の舞台挨拶に登壇した。

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『余命1ヶ月の花嫁』初日舞台挨拶(左から)JUJU、安田美沙子、榮倉奈々、瑛太、柄本明、廣木隆一監督
『余命1ヶ月の花嫁』初日舞台挨拶(左から)JUJU、安田美沙子、榮倉奈々、瑛太、柄本明、廣木隆一監督
  • 『余命1ヶ月の花嫁』初日舞台挨拶(左から)JUJU、安田美沙子、榮倉奈々、瑛太、柄本明、廣木隆一監督
  • 『余命1ヶ月の花嫁』 榮倉奈々&瑛太
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若年性乳がんと闘いながら、自らの姿と言葉を遺して、命の大切さと乳がん検診の大切さを伝えた長島千恵さんと、彼女を支えた人々の実話を映画化した『余命1ヶ月の花嫁』。早くから大きな反響を呼んでいた本作が、5月9日(土)に公開初日を迎え、廣木隆一監督はじめ、主演の恋人を演じた榮倉奈々と瑛太、柄本明、安田美沙子、そして主題歌を手がけたJUJUが上映終了後の舞台挨拶に登壇した。

全国にわたる乳がん検診キャラバンをはじめ、公開まで精力的にプロモーションを行ってきた榮倉さんと瑛太さん。やっと初日を迎え「すごく緊張してガタガタ震えてましたが、すごく嬉しいです。千恵さんの伝えたかった想いが(恋人の)太郎さんやお父さん、お友達、そしてたくさんの方々の心を動かせたことが素晴らしいなと、あらためて感動しました」(榮倉さん)、「撮影中は精神的に本当に苦しくて、つらい日々が続きましたが、今日を迎えられて感動してます」(瑛太さん)と感動の気持ちを伝えた。

満員の客席には、ほおに涙の跡が残る女性の姿も多く見受けられたが、安田さんは「この作品のおかげで、私も人生についていろいろと考えさせられたので、観ていただいた方の人生にとっても大きな存在になってくれれば嬉しいです」とメッセージ。主題歌を自ら書き下ろしたJUJUさんも「千恵さんの生き方に触れて、いまの一秒一秒、一瞬一瞬を大事に生きないといけないと強く思って、その気持ちを歌に込めました」と、千恵さんに対する想いを口にした。

一方、千恵の父親・貞士を演じた柄本さんは、主演2人にばかり向けられるカメラが気にして「僕の方もちょっと映してください」と冗談交じりに挨拶。映画では、病室で太郎と貞士が2人きりでケーキを食べ、貞士が礼を言うシーンが号泣を誘うが、実はこれは柄本さんからの提案で決めた、瑛太さんへのサプライズとのこと。突然のアドリブに驚いたという瑛太さんに対して、「瑛太くんには悪いことをしたけど、やった方がいいと思って」と柄本さんが明かすと、監督は「本当は何回も撮り直したんですが、あれが一番よかったよね」と一言。すると瑛太さんが「それ言わなくてもいいんじゃない…」と突っ込み、会場を沸かせた。

さらにこの後、千恵さんの恋人・赤須太郎さんと千恵さんの父親・長島貞士さんもサプライズで駆けつけ、太郎さんから榮倉さんに手紙が贈られた。「榮倉さん、瑛太さん、あらためて出演ありがとうございます。命というもの、親子の愛、友との絆、思いやりの心、感謝の気持ち、会ったこともない千恵の思いを演じるのは簡単なことではなかったと思います。千恵の思いを深く受け止めて、役者として演じることを超え、メッセージを伝えようとしたお二人に対して感謝の気持ちでいっぱいです」と、丁寧に感謝の言葉を連ねる太郎さん。そして「僕はこの映画を観て泣きました。5年後、10年後、みんなが長島千恵を忘れても、その思いが残って多くの女性が乳がん検診に行って男性がその背中を押して、僕たちと同じ涙を流す人がいなくなったら、きっと僕はまた泣くと思います」と深い想いを映画に託した。

また、父親の貞士さんも映画について「すごい感動のシーンがたくさんありました。榮倉さんは千恵と瓜二つで、すごく複雑な感じがしました。瑛太さんも太郎さんとそっくりで、本当に素晴らしい演技だと思いました。ありがとうございました」と感謝を述べた。

この言葉を受け、榮倉さんは言葉に詰まりながら「太郎さんやお父さん、お友達や親族の方が利益に関係なく、乳がんキャラバンなどたくさんの活動をされていて、本当に大変だったと思います。本当にありがとうございます」。瑛太さんも「太郎さんの気持ちが深く心に響いていて、どうしても映画を通して伝えたいと思いました。ありがとうございました」と話し、涙をこらえた。

そして最後に、もう一つサプライズプレゼントとして、瑛太さんから榮倉さんに綺麗な花飾りが贈られ、まるで本物のカップルのような仲睦まじさを見せた。榮倉さんはすっかり感激した表情で、「こんなにサプライズもしてもらってありがとうの気持ちでいっぱい。とにかく、本当に観てもらいたい、その気持ち1つだけなので、ぜひまた大切な方と劇場で観てください。ありがとうございました」と感謝の言葉で締め、感動に包まれた会場から盛大な拍手が贈られた。

『余命1ヶ月の花嫁』は全国東宝系にて公開中。
《シネマカフェ編集部》

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