2007年4月5日、一組のカップルが都内で結婚式を挙げた。一見、どこにでもいる幸せな二人と、その二人を祝う家族や友人たち。だが、その24歳のかわいらしい花嫁は末期のがんに冒され、彼女を愛する人々には残りの人生がわずか“余命1ヶ月”だと告げられていた…。長島千恵(榮倉奈々)が“余命1ヶ月”だと知っている恋人・赤須太郎(瑛太)と千恵さんの父(柄本明)。そして、そのことを知らない千恵は、病室で友人に、密かに抱く願いを打ち明ける。それは、ウエディングドレスを着ることだった――。乳がんを患い24歳6か月という短い生涯を閉じた、長島千恵さんの感動の実話の映画化。長島千恵さんを榮倉奈々が、恋人の赤須太郎さんを瑛太が演じる。
廣木隆一