天才外科医役の吉川晃司、持針器持ってジョギング中に職質「面倒なので走って逃げた」

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『チーム・バチスタの栄光』クランクアップ記者会見。後列右から中村義洋監督、玉山鉄二、池内博之、吉川晃司、佐野史郎、田中直樹、田口浩正、海堂尊、(前列右から)竹内結子、阿部寛
  • 『チーム・バチスタの栄光』クランクアップ記者会見。後列右から中村義洋監督、玉山鉄二、池内博之、吉川晃司、佐野史郎、田中直樹、田口浩正、海堂尊、(前列右から)竹内結子、阿部寛
  • 外科は専門外ながら探偵まがいの調査を命じられた心療内科医・田口に扮する竹内結子
  • 劇中の容疑者たち以上に怪しい? 厚生官僚・白鳥役の阿部寛 
完璧を誇った心臓外科手術の専門集団“チーム・バチスタ”による手術で立て続けに起こった術中死。これは事故なのか? それとも巧妙に仕掛けられた殺人事件なのか? 第4回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、ハードカバーと文庫版合わせて130万部を突破した海堂尊の小説を映画化した『チーム・バチスタの栄光』。12月12日(水)、本作のクランクアップ記者会見が行われ、主演の竹内結子と阿部寛、吉川晃司、池内博之、玉山鉄二、田中直樹(ココリコ)、田口浩正、佐野史郎に中村義洋監督、そして原作の海堂尊が出席した。

術中死の調査を命じられ、“にわか探偵”をやるはめになった心療内科医・田口に扮した竹内さん。「劇中の田口と原作の田口は年齢・性別ともに違いますので、現場で監督と相談しながらキャラクターを少しずつ作っていきました。田口は外科に関しては全くの素人ですので、私もあえて医学の知識を入れないようにしました」と役作りについて説明した。そして「ここにいる“チーム・バチスタ”の面々は誰もが怪しく、そして光っています。みなさんぜひ、私たちとともにこの謎解きにお付き合いください」と笑顔で語った。

“ミスター・パーフェクト”の異名をとる天才外科医・桐生を演じた吉川さんは「“手術”って言葉が本当に言いにくいんですね。それから専門用語がいっぱいありまして、セリフを噛まないように一生懸命やりました」と語る。セリフだけでなく手術シーンのための手先の訓練にも相当熱が入ったようで「軽い外傷くらいは縫えるようになったかな、と思います。それから夜中に、持針器持ってジョギングしてたら警官に呼び止められそうになって、面倒なので走って逃げました」となぜか少し照れ笑いで告白してくれた。

吉川さん以外の“チーム・バチスタ”の面々も個性的。池内さんが「監督から『池内くん、目だよ。目ビーム!』と言われていたので目に気をつけて演じました」と言えば、佐野さんは「僕は目ビームとは正反対で、いつも手術着でマスクを被り、拡大鏡までしていて顔がほとんど見えません。能面みたいなんですが、やってるうちにそれが楽しくなってきました」とのこと。

田口さんは「撮影を始める前に、実際の手術を見学させていただき、命の尊さや緊張感というのを感じながら撮影に臨むことが出来た」と語る。玉山さんも「実際の手術の見学に加え、豚の心臓で手術の練習をさせていただくなど周囲の方々に助けられました。キャラクターに関しては監督の指示が的確で全て『YES』と言う気持ちで作っていきました」と充実した表情を見せた。

麻酔医の氷室を演じた田中さんは「映画でも出てきますが、麻酔科の先生が本当に不足しているという現状ですので、みなさまひとつよろしくお願いします」と会見を通じて現場の声を代弁。ちなみにそれぞれが「僕が犯人です」、「僕はやってないです」など怪しいコメントを連発。いったいこの中の誰が殺人者なのか…。

「どうも変わった役の依頼が多い」とボソリとつぶやいたのは、田口とのコンビで“チーム・バチスタ”に迫る、破天荒なキレモノの官僚・白鳥に扮した阿部さん。確かに今回の役柄も相当な変わり者だ。「ただ、今回は監督がきちんとジャッジしてくださり、監督にこの役をつくってもらったな、と実感しています」と語る。撮影中に一番怪しかったのは誰? と尋ねられると「僕が現場で『どう演じようか…』と悩んでいてふと隣を見ると、結子ちゃんも物陰で『どうしようか…』とずっと悩んでて、その姿を見たときに『怪しいなぁ』と感じましたね」とのこと。

原作の海堂さんは「原作者というよりいちファンとして楽しみです」と期待を口にした。

この豪華メンバーを束ねた中村監督は「もちろん僕も俳優さんたちも現場で誰が犯人か最初から知っているわけですが、そこに演出として『怪しいな』という雰囲気を作り出していくのは楽しかったです」と語った。では一体誰が犯人なのか——? 『チーム・バチスタの栄光』は2008年2月9日(土)より全国東宝系にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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