熱い役者魂で広末涼子、山崎努を唸らせたモックン 次の就職先はプロの納棺師?
納棺師という職業をご存知だろうか? それは亡くなった人を棺に納め、天国へ送り出す手伝いをする職業のこと。ひょんなきっかけでその納棺師に転身し、様々な死に直面しながら成長していくひとりの男の姿を描いたのが『おくりびと』だ。9月の公開に先立ち、6月11日(水)に本作の完成会見が開かれ、滝田洋二郎監督を先頭に、主演の本木雅弘、広末涼子、山崎努、そして脚本を手がけた小山薫堂が出席した。
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チェリストから一転、納棺師の道を歩む主人公・小林大悟役の本木さん。役づくりのために実際に納棺の現場も訪れたそうで、「新鮮な驚きの連続でした。中でも(納棺師の方の)『ほかのどの職種よりも人に感謝される、こんなに充足感のある仕事はない』という言葉が印象に残りました」と話す。本木さん曰く、納棺とは「ご遺族のお手伝いをさせていただく黒子の気持ちでやるもの。それには冷静さと公平さと温かみが必要」とのこと。「(ベテラン納棺師を演じた)山崎さんは納棺の練習はあまりされてませんでしたが(笑)、どれだけ練習しても、最終的に人を引きつけるのは“心”なんだということを勉強させられました」と大先輩への尊敬の念を表した。これに対し山崎さんは本木さんを、「彼は納棺を完全にやりましたね。専門家の『俳優がダメでも納棺師になれる』という保証付きです」と大絶賛。2人が役者として互いを称賛し合う一幕が見られた。
山崎さんは、「遺体を扱う職業に就きたいという人はあまりいないと思います。しかし、人が生まれるときに手助けしてくれる看護婦さんと、一生を終えて骨になるときに助けてくれる葬儀に関わる人たち、これはセットになってるんじゃないか。死んでいくのも生まれてくるのと同じくらい尊いものというのを体験しました」と生死の尊さに言及。
滝田監督も「取材をしたり、ディスカッションをしているうちに、納棺の素晴らしさに感動しました。素晴らしいスタッフとキャストのおかげで、何かに導かれるように夢中で夢中で撮りました」と感慨深げ。一昨日、亡くなった自身の師匠・向井寛監督へ「この映画で(天国に)送りたい」と話した。
一方、普段は深夜番組の脚本を手がける小山さんは「単館ロードショーのつもりで書いていたんですけど、蓋を開けてみれば大規模の公開になってたので、非常に宣伝しにくいんじゃないかと…。でもこういう時代だからこそ観てほしい作品なので、宣伝よろしくお願いします」と低姿勢のコメント。
大悟の妻・美香を演じた広末さんは、『秘密』以来9年ぶりに滝田監督と組むことになったが、「(前作が)監督の作品に対する熱意はもちろん、ユーモアやご本人のウキウキ感が伝わる現場だったので、今回も安心して現場に入らせていただきました」とふり返った。意外にも、本格的に妻の役を演じたのはこれが初めてという広末さん。撮影中のエピソードに話題が及ぶと、本木さんからいたずらっぽく「映画の中では、私たちは夫婦の危機を乗り越えました!」とドキリとする発言も飛び出したが、広末さんは笑顔で「毎晩、上の部屋から本木さんの練習するチェロの音が聴こえてきて、その熱意と勤勉さに感動しながら、それを子守唄に、『先に眠らせていただいてごめんなさい』と思ってました(笑)」と撮影が行われた山形での思い出に触れた。そして、これから映画を観る人に向けて「とても近くにある葬儀や最期の形というのを、夫婦や上司と部下、家族といった関係の中で、どういうふうに自分は感じていくのかを考えさせられました。きっとこの映画を観た方も大切な人をもっと大切にしてもらえると思います」と語ってくれた。
死を通して生の素晴らしさを伝えてくれる『おくりびと』。公開は9月13日(土)より全国にて。
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