日本アカデミー賞『おくりびと』が独占 追うは『母べえ』&『クライマーズ・ハイ』

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『おくりびと』 -(C) 2008 映画「おくりびと」製作委員会
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今年で32回目を迎える日本アカデミー賞の優秀賞ならびに新人俳優賞の発表が12月18日(木)に行われ、先日発表された報知映画賞で作品賞を獲得した、本木雅弘主演の『おくりびと』が対象の13部門全てで受賞するという快挙を成し遂げた。“納棺師”という仕事に就いた主人公が、人の死を通じて愛すること、生きることの尊さに気づかされていく姿を描き、今年のモントリオール世界映画祭にてグランプリを受賞した本作。9月の劇場公開後、これまでに250万人以上を動員し、興行収入29億円を記録する大ヒットとなっている。来年の2月20日(金)に、今回発表された優秀賞の中から最優秀賞が発表されるが、作品賞を始め主要部門の最有力候補と言えそうだ。

戦時中を生き抜いたある家族の絆を描いた『母べえ』は13部門中12部門で受賞。特に、主演の吉永小百合は、本作での優秀主演女優賞に加え、『まぼろしの邪馬台国』でも同賞を受賞している。また、報知映画賞で主演男優賞(堤真一)、助演男優賞(堺雅人)のW受賞を果たした『クライマーズ・ハイ』は10部門で受賞。ちなみに堤さんは、『容疑者Xの献身』で優秀助演男優賞も受賞している。報知映画賞の決定の際には、各部門で『おくりびと』『クライマーズ・ハイ』が激しい接戦を繰り広げたが、今回のアカデミー賞ではどちらに軍配が上がるか楽しみだ。

このほか、『容疑者Xの献身』『デトロイト・メタル・シティ』で全く毛色の違うキャラクターを演じ分けた松雪泰子も、両作品で優秀助演女優賞を受賞。新人俳優賞は小池徹平(『ホームレス中学生』)、松田翔太(『イキガミ』)、アヤカ・ウィルソン(『パコと魔法の絵本』)、長渕文音(『三本木農業高校、馬術部』)、福田沙紀(『櫻の園 -さくらのその-』)、吉高由里子(『蛇にピアス』)にそれぞれ贈られたほか、今年亡くなられた市川崑監督と緒形拳両氏に会長特別賞が贈呈された。

各賞の最優秀賞は来年2月20日(金)に発表される。

主要各賞の受賞作、受賞者は以下の通り。

【優秀作品賞】
『おくりびと』
『母べえ』
『クライマーズ・ハイ』
『ザ・マジックアワー』
『容疑者Xの献身』

【優秀監督賞】
滝田洋二郎(『おくりびと』
中島哲也(『パコと魔法の絵本』
原田眞人(『クライマーズ・ハイ』
三谷幸喜(『ザ・マジックアワー』
山田 洋次(『母べえ』

【優秀主演男優賞】
佐藤浩市(『ザ・マジックアワー』
堤真一(『クライマーズ・ハイ』
松山ケンイチ(『デトロイト・メタル・シティ』
本木雅弘(『おくりびと』
役所広司(『パコと魔法の絵本』

【優秀主演女優賞】
木村多江(『ぐるりのこと。』
仲間由紀恵(『私は貝になりたい』
広末涼子(『おくりびと』
吉永小百合(『母べえ』
吉永小百合(『まぼろしの邪馬台国』

【優秀助演男優賞】
浅野忠信(『母べえ』
堺雅人(『クライマーズ・ハイ』
堤真一((『容疑者Xの献身』))
寺脇康文((『相棒−劇場版−絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン』
山崎努(『おくりびと』

【優秀助演女優賞】
樹木希林(『歩いても 歩いても』
檀れい(『母べえ』
松雪泰子(『デトロイト・メタル・シティ』
松雪泰子(『容疑者Xの献身』
余貴美子(『おくりびと』

【優秀アニメーション作品賞】
『映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝』
『崖の上のポニョ』
『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』
『名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)』
『ONE PIECE ワンピース エピソード オブ チョッパー プラス 冬に咲く、奇跡の桜』

【優秀外国作品賞】
『最高の人生の見つけ方』
『ダークナイト』
『ノーカントリー』
『ラスト、コーション』
『レッドクリフ Part I』
《text:cinemacafe.net》

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