チャン・ツィイー、『おくりびと』へ祝福の声「同じアジア人として嬉しい」

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『花の生涯〜梅蘭芳〜』舞台挨拶(左から)レオン・ライ、チャン・ツィイー、安藤政信
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  • 『花の生涯〜梅蘭芳〜』レオン・ライ
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中国の伝統芸能・京劇の世界で、その類まれなる才能を開花させ、ひとつの歴史を築いた伝説の女形俳優、梅蘭芳。歌い、舞うことに一生を捧げた彼の、波乱と愛に満ちた生涯を描いた『花の生涯〜梅蘭芳〜』が3月7日(土)より公開される。本作を引っさげ、このたび主演を務めたアジアのトップスター、レオン・ライとチャン・ツィイーが揃って来日! 2月25日(水)、共演の安藤政信と共に本作のプレミア上映会にて舞台挨拶を行った。

映画のプロモーションとしては4年ぶりの来日となるレオン、2年ぶりとなるチャン・ツィーを一目見ようとファンが殺到し、この日のチケットは発売開始からわずか1時間で完売。黄色い声援に迎えられたレオンは「この映画はとても素晴らしい作品なので、みなさんにはいい経験をしていただけると期待してます」と笑顔で挨拶した。本作で京劇の女形スター・梅蘭芳役で華麗な姿を見せるレオン。「京劇という中国文化の伝統の部分を実体験し、自分の生まれた中国のエンターテイメントがどのように生まれ、形作られたのか学ぶことができました」とふり返った。また、レオンを含め3人はチェン・カイコー監督と共に今月10日、本作がコンペティション部門に正式出品されたベルリン国際映画祭に赴いたが、感想を尋ねると「とても寒かったですが、チャンさんの美しいイブニングドレス姿も見れたし、安藤さんと一緒においしいドイツビールも飲むなど、いい体験ができました」と陽気に喜びを語った。

異国の地で、中国語のセリフをマスターして、日本軍人・田中隆一役に挑戦した安藤さんは、憧れのチェン・カイコー監督作品に出られたことを「驚き」と表現。そして「言葉の面での苦労もありましたが、田中隆一役を自分の声でみなさんに伝えていきたかったので、本当に努力しました。自分でもそう思います」と達成感に満ちた表情で今回の経験を語った。これを受け、レオンは「安藤さんは本当の芸術家。劇中の役でも芸術を守るために犠牲になりますが、彼は映画の中でも外でも芸術家で、本当に尊敬しています」と手放しで称賛。チャン・ツィイーも「これからも中国語の勉強を続けていただき、ぜひまた共演しましょう」とコメントし、同じ海外作品での苦労を知る2人の先輩から安藤さんへ労いの言葉が寄せられた。

この日、アルマーニの華麗な黒ワンピース姿で観客を魅了したチャン・ツィイーは、劇中では打って変わって男形女優という難しい役柄に挑戦。「2か月間先生について、衣裳や髭をつけ、靴を履いて歩き方から訓練しました。数分のシーンですが、一生懸命練習したので好きになってもらえたら嬉しいです。また、梅蘭芳と(自身が演じる)愛人の恋愛は純潔で、感動していただけると思います」と心を込めてアピールした。そして最後に、先日の『おくりびと』のオスカー受賞に触れ、「日本の方々に心からおめでとうと言いたい。同じアジア人として、そして同じ映画人としてこれからもいい作品を作っていきたいと思います」と祝福の言葉を贈ると、会場からは盛大な拍手が沸きおこった。

『花の生涯〜梅蘭芳〜』は3月7日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開。
《text:cinemacafe.net》

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